塾の講座・対策補習を活用しよう(塾だより3-4月号:中学3年)

新中3生のみなさん、いよいよ受験学年となりました。みなさんは、塾に通うことによって成績を上げよう、実力をつけよう、そして志望校に合格しようと思っていることと思います。塾では週2~3回5教科の授業を受けますが、実は、授業に出ているだけではもったいないのです。千葉進研では、授業の他にもいろいろな講座や対策補習が組まれます。授業以外におこなわれている講座や対策補習をフル活用し、先生に質問して分からないところを教えてもらったり、さらには自分に必要なプリントなどをもらったりする、これが“千葉進研とことん活用術”なのです。

では、どんな講座や対策補習があるかご案内しましょう。教室によって講座の呼び名などは違っていますので、詳しくは各教室の先生に聞いてください。

  • 特別講座…特別講座は、難関国私立高校受験準備のための有料の講座です。1学期の間は英語と数学、2学期からは国語を加え3教科になります。既に中1・中2の頃から受講している人もいると思いますが、難関といわれる高校を受験しようとしているならば、必ず受講していただきたい講座です。難関国私立高校の受験には、特別な準備が必要となるからです。(教室・クラスによっては、必修になっています。)

公立上位校と私立上位校の入試はセット…みなさんの多くは公立高校が第一志望だと思います。公立高校は県内の高校ならばどの高校も入試問題は同じで、しかも中3までの指導内容から出題されます。自分なりに勉強しても準備できると思っている人もいるでしょう。ところが、第一志望が公立高校でも公立の受験準備だけでは済まないのです。例えば県立千葉高・県立船橋高・千葉東高などの公立高校を目指しているのであれば、その公立高校と同等以上~少し下くらいのレベルの私立高校を押さえておきたいものです。県内でいえば、渋谷幕張高、市川高、昭和秀英高、日大習志野高などがそれに当たります。これらの私立高校は、いわゆる難関私立高校です。はっきり言って県内の高校では、これらの難関私立高校とそれ以外の私立高校とで、難易度・合格率にものすごく差があります。「特別な準備をしないと太刀打ちできない私立高校」か、「公立向けの準備だけでも受験者の9割以上が合格する私立高校(しかも併願推薦の合格率はほぼ100%)」か、というのが千葉県の私立高校入試の現状です。中くらいのレベルの私立高校が少ないのです。

入試ではタイムリミットがあるから効率化を…では、難関国私立高校の入試問題はどれくらい難しいのでしょう。英語や国語では、高校の範囲まで突入しています。数学は高校の範囲までは突入してはいないものの、最近はかなりひねりの効いた問題がよく見られますし、中学の範囲でも難しくしようとすればいくらでも難しい問題が作成可能です。これらの難易度にまで対応するためには、必要な知識・特別な“技”を教わったうえで、充分な時間をかけてそれらを習得していかなければなりません。自学自習でそれらの知識や“技”を身につけるのは、あと10ヵ月では無謀と言えます。(私立入試は1月半ばです! なんとあと10ヶ月しかないのです!)時間があり余っていれば自分でどうにかした方がいいのですが、受験というタイムリミットがあると、そうも言ってはいられません。自学自習で難関国私立高校の受験準備を始めても、30分も考えたあげく分からなかったとか、1時間考えてやっと1問解けたとかの繰り返しでは、効率も悪いですし、いくら一生懸命頑張っても得るものが少なくストレスが溜まります。また、市販の入試の過去問には、最良の解説だと思われないものもあります。だからこそ、教わる必要があるのです。教わることによって、効率的に良い解き方を身につけることができます。また、中学校では教わらないが、知っているとかなり得だという知識や“技”もあります。渋谷幕張、市川、昭和秀英はもちろん、それ以上の国私立高を受験するならば、特別講座の受講は絶対に必要と言えます。教わることにより、より速くミスの少ない解き方ができるようになっていくのです。

公立入試の難易度がアップ…公立高校の入試では、易しい問題もあるのですが、正答率のかなり低い問題もちりばめられています。(例えば、数学では正答率5%未満の問題が必ず入っています。)偏差値の高い高校は、入学する生徒のレベルが高く、高校1年の初めから難易度の高い授業が展開されるのです。それについていける生徒を高校側が選抜するのは当然です。ですから、入試で難易度の高い問題が(わざと)入れられているのです。低正答率の問題が解けるような、より高いレベルの実力をつけることが必要になります。

中3の特別講座は4月から開講します。万全の受験準備のために、ぜひ活用してください。(詳細・金額・申込み方法などは、各教室で事前にパンフレットにてお知らせします。また、自分のクラスが必修かどうかも、担任の先生から説明があるはずです。)

  • 特訓講座(苦手対策講座)…特訓講座は、苦手教科克服のための無料の講座です。教室によって呼び名や設定教科が違うかもしれませんが、英語・数学などが受講できる講座です。公立入試では特に、苦手教科があるとかなり不利になります。早目に苦手の克服に取りかかるためにもぜひ活用していただきたい講座です。

公立入試は苦手教科が命取り…昨年・今春の公立高校の入試は、それ以前に比べ易しくなったようです。内容が易しくなれば楽なのかというと、それはそれで難点があります。易しい問題では、得意教科で差をつけることができず(どんなに良くできても最高100点しか取れません)、ちょっとしたケアレスミスや、苦手教科が命取りになるのです。今春の公立前期選抜の自己採点会では、数学や理科で100点を取った生徒を何人か見かけました。そんな受験生がいるわけですから、特に上位の高校では、5教科すべてで高得点を揃えてこないと負けてしまうのです。例えば、平成29年度後期選抜では、得点分布で最も人数の多かったところは、国語70点台、社会80点台、数学60点台、理科80点台、英語60点台で、5科合計では350~400点台にピークがありました。(全県のデータです。)かなり皆さん高得点です。このような状況では、1教科でも苦手があると大変不利になってしまいます。もちろん、内容が難しい場合でも、苦手教科は足を引っ張ります。特に英語は、苦手を克服できないまま入試を迎える生徒が多いようで、平均点が50点台くらいでも、その両脇の30点台と70点台くらいのところに2つピークができることが多いです。既に英語が苦手だという人は、早めの苦手克服を目指して本気で取り組んでください。今後、千葉県の公立入試の傾向がどうなっていくかはわかりませんが、「ゆとり教育」の見直しで、平成24年度(2012年度)からの新指導要領では学習内容が増えています。また、2020年に向けて大学入試改革も進んでいます。それに伴い、入試では思考力・応用力・表現力を求める問題が出題される傾向が強まり、「4択で当たった」などという、まぐれの正解は出しにくくなってくるでしょう。苦手教科が合否を決めてしまうと言っても過言ではありません。

ひとりではなかなか苦手はやらないもの…苦手教科をなくすことが大事だ、というのはわかっていても、自分ひとりで家でやろうとすると苦手教科をついつい避けてしまうという人が多いと思います。定期試験前の勉強でも、好きでない教科の場合は一夜漬けに近い勉強方法をしてしまいがちです。好きな教科なら自然と身についていくことでも、嫌いな教科では勉強してもすぐに忘れてしまいます。中学校や塾の通常の授業では中3の内容をやっていますが、中1・中2の範囲で忘れてしまっていることも結構あるはずです。見るのも嫌だった1次関数、定期テストに出なかったので定着していない資料の整理や確率など、そろそろ忘れかけていませんか。塾の特訓講座では、復習を中心に苦手な箇所の再確認、強化をしていきます。塾でみんなでやることによって、自分の弱点を知り、頑張らなくてはという気持ちが持てるはずです。苦手教科がある人はぜひ参加してください。1学期の間は部活動があって、体力的にも時間的にも余裕がなくて苦しい時期ですが、夏も2学期も思ったよりも忙しいのです。夏からと言わず始めましょう。

特別講座・特訓講座は年間を通じて行なわれる講座ですが、その他にもこんな講座・対策補習があります。

  • 英検対策講座…年に3回おこなわれる英検に向けての対策講座です。
  • 定期テスト対策…定期テスト直前に、各中学校の傾向を踏まえて対策をおこないます。
  • 私立高校対策…私立高校入試直前には、高校別の対策をおこないます。
  • 公立高校対策…公立高校入試直前には、最後の詰めの対策をおこないます。

他にも、教室によって単元別補習やプリント演習など、授業以外におこなわれていることはたくさんあります。しかも、特別講座以外はほとんど無料でおこなっています。これを活用しない手はありません。講座や補習は、開講前に生徒向けにお知らせしますので、先生の話や配布物・掲示物に注意して見逃さないようにしましょう。また、個別に補習をしてもらうこともできますので、講座が開講するのを待っていないで、自分に必要なことがあれば先生に頼んでみましょう。(例えば、理科の天気のところがよくわからないなど。)補習の時間を作ってくれたり、プリントをくれたりするはずです。家にいたならばテレビを見てしたり、寝てしまったりするであろう1時間でも、塾にいれば勉強に使うことができます。勉強しないで力をつけることはできません。講座・対策補習に積極的に参加して勉強する機会と勉強時間を増やしましょう。また、先生にたくさん質問したり、課題を与えてもらったりもしましょう。せっかく塾に通っているのですから、週に5~7時間の授業だけでおとなしくしていないで、塾を活用しまくって自分の力をつけるために役立てていただきたいと思います。

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