中学生になる準備をしよう(塾だより5-6月号:小6)

 ええ?まだ6年生になったばかりなんですけど? と思っている人もいるかもしれません。しかし、早めに準備しておくことは大切です。時間に余裕(よゆう)のある今だからできることもあります。それに中学生になる準備といってもそこまでおおげさなことではありません。少しずつでいいので、来年から先のことを考えてみてほしいと思います。
まず、勉強の内容についてです。中学生の準備といっても「中学校の学習内容を勉強しなさい」と言いたいのではありません。小学校の勉強をしっかり身につけておいてほしいのです。あたりまえのことですが中学校の勉強は小学校の勉強をもとにして進むものがたくさんあります。小学校の内容がしっかり固まっているかどうかは結構重要です。中学生になってからではなかなか小学校の復習まで手が回らないことが多く、土台固めができていないと苦労してしまうことがあります。今年のうちに確認・復習しておきましょう。「計算力にみがきをかける」こともやっておくと有効です。速く正確に計算できることは立派な武器になります。中学校で勉強する数学でも計算力があるのとないのとでは大きくちがいます。小数や分数を含めてたくさん計算の訓練をしておくとよいでしょう。日々の宿題や計算コンクールなど、意識して取り組んでみてください。
 次に学習習慣です。ふだんの生活をふりかえってみましょう。規則的・計画的に勉強できているでしょうか。授業の直前にあわてて宿題をしていたりしませんか。学習習慣がまだついていない人は、初めは時間などのルールを作って勉強しましょう。何もないとなかなか机(つくえ)に向かいづらいものです。しかし、そのうち慣れてくると、毎日勉強することが普通(ふつう)・当たり前のことに感じられるようになります。その状態になっておくと中学生になっていそがしくなっても勉強できます。計画的な勉強については模試(もし)や漢検・英検などの機会も大切にしてください。知識などの勉強する内容ももちろん重要ですが、中・長期的な目標に向けて勉強する経験は中学生活でも生かすことができます。
また、勉強のやり方についても見直しておきましょう。宿題を雑にやっていないかとか、丸付け・解き直しをていねいにできているかなどです。基本的なことですが、中学校でもやっぱり大事なことなのです。
小学校・中学校と区別はありますが、実際にはみなさんは来年とつぜん中学生という別の生き物になるわけではありませんから、中学生活にすぐに対応できるかはわかりません。急には変われないこともあります。今年1年は、小学6年生であると同時に中学0.1~0.9年生という意識で、先のことを考えた生活を送ってみてください。そうすればきっと中学生になったときに、とまどわず確実なスタートが切れることでしょう。

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