回転寿司は好きですか(小学生:塾だより1−2月号)

先日、久しぶりに回転寿司を食べに行きました。店内に入ると、「いらっしゃいませ」と声をかけられたのですが、何となく違和感が……

声のした方を見ると、声の主はあの「ペッパー」くんでした。みなさんはペッパーくんを知っていますか。ソフトバンクロボティクスが開発したヒト型ロボットです。携帯電話屋さんやショッピングモールなどで目にしたことがある人もいると思います。その、ペッパーくんがお寿司屋さんにいて、ちょっとびっくりしました。しかも、来店したお客様の受付をして、空いた席に案内(実際に席まで案内するのではなく、空いている席は○番ですと伝える)をしていたのです!

おどろいたことと同時に、こんなことが思いうかびました。

人の代わりにロボット=AIが仕事をする場面が増えていく

のだろうな、と。すでに、今現在でもスマートフォンが普及して、どこにどんなお店や観光地があって、行き方はどの方法が一番早いか・安いかをすぐに知ることができます。これまでは、地元の観光案内所の人がしていた仕事がポケットに収まるスマートフォンにとって代わられています。他にも、昔は手書きで書いていた書類がiPadのようなタブレットで入力できるようになり、書類を整理する仕事や部署が無くなったりしています。このように、今まであった仕事がどんどん無くなってきたら、どうなるのでしょうか? 人の仕事がAIにとってかわられる時代が来たらどうすればよいでしょうか?

AIに負けない人になるにはどうすればよいでしょうか?

その答えは、

AIにはできない力を身につけることです

 AIは何でもできる、と思っていた人がいるかもしれませんが、その考えは間違いです。AIにもできないことがあります。AIは、文章の「意味」を読解することができないそうです。AIは、おおざっぱな言い方をすると「計算機に過ぎない」ので、「計算式で表現できること」以上のことができないのです。例えば、人であれば直感的にわかる「私はあなたが好きだ」と「私はカレーライスが好きだ」ということの意味の違いを計算式で表現することはとても難しく、そこに「AIができること」の限界があるようです。

それなら、読解力を身につけよう!となりますが……

読解力って、どうやって身につければよいのでしょうか? 本を毎日たくさん読めばよいのでしょうか? それとも、学校や塾で国語の勉強を一生懸命する?

大切なことは、ただ漠然と読解力を身につけるために勉強するぞ! と思うだけでなく、日頃から様々なことの「意味」を考えることや「なぜ」という問いを持ち、日々一生懸命勉強する気持ちが大事だと思います。人とAIの大きな違いは感情があるか、ないかです。頑張ろうとする気持ちは人にしか生まれません。そこでAIとの違いを生み出していくことが大切だと思います。

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