整理整とんはとても大事(小学:塾だより1−2月号)

 とうとつですが、お母さんに「部屋をかたづけなさい」と言われたことがある人、みなさんの中にいませんか? おそらくほとんどの人が言われたことがあるのではないでしょうか。実際、私も子どものころに何度も言われたことがあります。

 部屋がかたづいていないとどうなるか。まず見た目がきたないのは当たり前ですね。でもそれ以外にも困ってしまうのが、『どこに何があるのかがわからなくなってしまう』ことです。「あれ、どこやったっけ?」といろんな場所を探すはめになり、見つけるのに一苦労なんてこと、よくありますよね。逆に部屋をふだんから整理してかたづけておけば(本はここ、遊び道具はここ、勉強道具はここみたいに)、どこに何があるのかはすぐにわかりますから、見つけるのも簡単ですよね。

 実はこの話、勉強においても同じことが言えるのです。

 みなさんは塾や学校でいろいろな知識を教わります。でもその知識、『ただ覚えればいい』ではだめなのです。学年が上がれるほど覚えるべき知識はどんどん増えていきます。そうなると一番大事なことは『覚えた知識をどんなときに使うのか』なのです。

 たとえば、みなさんが問題の解き方がわからなくてこまっているときに、解き方を全部教えなくても、ちょっとしたヒントをあげるだけで、解き方に気づくということがよくあります。これは『解き方を知識としては知っていたのに、今このタイミングで使うことに気づいていなかった』ということなのです。こういったことをふせぐために大事なことは、知識を覚えるときに、『きちんと整理して覚える』ことです。

 塾の先生は、知識を教えるときは「○○という問題が出たら、△△という解き方をするんだよ」という教え方をします。このときに「△△」だけを覚えるのではなく、「○○」と「△△」を一緒に覚えるようにしましょう。このように知識をきちんと整理して覚えれば、必要なときに必要な知識を使えるようになります。

 年末に大そうじをして、みなさんの部屋はきれいにかたづいていると思います。今度は自分の頭の中をきちんと整理できるよう、勉強の仕方を工夫していきましょう。

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