英検を受けよう(中1:塾だより3-4月号)

 ついに新年度が始まりましたね。みなさんは気持ちも新たに今年度の目標を立てていることでしょう。その目標の中に、今年はぜひ「英検取得」を入れてみませんか。

そもそも英検とは?
英検とは、正式名称を「実用英語技能検定」といって、年間の総志願者数が360万人を超える、国内最大級の英語資格試験です。日常会話からビジネスの場面まで、様々な分野の英語力を測定できるようになっていて、小学生から社会人まで幅広い層が受検しています。
英検には、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つの級があり、自分のレベルに合う級を選んで受けることができます。おおよその目安は、4級で中学校中級程度、3級で中学校卒業程度、準2級で高校中級程度です。チャンスは、6月、10月、1月の年3回です。
1級~3級は、一次試験である筆記試験に合格すると、二次試験である面接(スピーキングテスト)へと進みます。そして、一次試験と二次試験の両方に合格すると、級を取得することができます。
最近は、「読む」力、「聞く」力だけでなく、「書く」力、「話す」力の重要度が増しています。そうした状況を受けて、2016年度からは5級と4級にもスピーキングテストが導入されるようになりました。ただし、級の取得は従来通り筆記試験で決まり、スピーキングテストは任意です。5級と4級を受検した人は、希望すれば合否に関わらずスピーキングテストを受けることができます。
また、2017年度からは準2級と3級でライティングテストが導入されました。テーマについて、自分の意見と理由を述べる問題です。3級で25~35語、準2級で50~60語書かなければなりません。

どの級を受けるべきか?
 英語が苦手な人なら、中2で4級、中3の6月に3級を目指すくらいがよいかもしれません。でも余力がある人は、ぜひ自分の学年より上の級を目指しましょう。中2のうちに3級を取得し、中3の6月で準2級までいけたらすばらしいです。中3は受験が控えているので、できれば10月まで持ち越さず、6月の段階で希望の級が取得できている状態が望ましいです。

何のために受けるのか?
 もちろん、自分の英語力を高めるためですが、それだけではありません。高校入試の際、私立高校は学校によって基準は違いますが、英検に関わる優遇基準を設けている所が多いのです。たとえば、今年も実際あった話ですが、私立高校の併願推薦まであと1点足りないという時に、英検3級や準2級を取得していたおかげでポイントがプラスとなり、推薦の基準に達することができた、という受験生がいました。

どうやって勉強するのか?
英検で合格するにあたって大切なことは、単語をしっかり覚えることと、過去問をたくさん解くことです。単語は対策授業で単語テストがあるなら、最大限活用してください。そして、過去問は大問1を徹底的に攻めていきましょう。単語の知識がついてくると、大問1の前半はすらすらと解けるようになります。その際、選択肢に出てきた、答え以外の単語もしっかり覚えるようにしましょう。
何年分もの過去問を解いていると、同じ単語が何度も出てきたり、違う回で答えだった単語が選択肢の中にあったりと、よく出るものが見えてくるはずです。大問1の後半は、熟語や、後半に少し文法が混ざっています。熟語も「覚えたもん勝ち」なので、お得です。単語と熟語をきちんと覚えていれば、たとえ最後の文法問題で点を落としたとしても、十分カバーすることができます。
 また、リスニングはやればやるだけ耳が慣れてくるので、授業の時だけではなく、少しずつでも毎日聞くようにしましょう。時間があったら、シャドーイング(CDの音が聞こえたら、すぐに追いかけて声に出すこと)やディクテーション(書き取り)をしてみるのもよいでしょう。
過去問に多くあたるメリットは、パターンに慣れたり時間配分ができるようになったりすることだけではありません。本番と同じ形式のものを何度も経験していれば、精神面でも落ち着いて試験に取り組むことができるでしょう。

新年度は始まったばかりです。今年だけでも3回チャンスがありますし、第1回の試験までまだ3カ月近くあります。英検の勉強はやればやるだけ報われます。まだ受けたことがない人も、今年はひとつ目標を設定し、一歩を踏み出してみませんか。

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