得意科目をつくろう(小学生:塾だより3-4月号)

 すごしやすい季節(きせつ)になってきましたね。
まだ3月なのに、塾(じゅく)ではもう新学年での授業(じゅぎょう)が始まってしまって、なんだか不思議(ふしぎ)な感じがする……という人も多いことでしょう。しかし、それもあとほんの数週間ほど。もうすぐ小学校でも、新学年での授業がスタートします。

さて、ここで皆(みな)さんに質問(しつもん)です。今年の目標(もくひょう)はもう立てましたか?
こんなことを聞くと、
「目標なら、年の初(はじ)めにとっくに考えてある!」
と言われてしまうかもしれませんね。家の手伝いをしっかりする、整理(せいり)整頓(せいとん)を心がける、好き嫌(きら)いをなくす……小さなことでもかまいません。日々、目標をもって行動するのは素晴(すば)らしいことです。
ところで、その目標のリストに、勉強に関(かん)するものは含(ふく)まれていますか。
「その発想はなかった」
とつぶやいた、そこのあなた。それは非常(ひじょう)にもったいないことです。
せっかく学年が新しくなるのですから、これを機(き)に、学習面でも何か新しい目標を立ててみましょう。勉強の話になると、苦手ばかりが頭に浮かび、ゆううつになってしまう人もいるかもしれませんが、年度の初めから暗いことばかり考えるのはやめ、もっと前向きに考えてみましょう。
ここでもう一つ、皆さんに質問させて下さい。

あなたの得意科目は何ですか?

 すぐに答えられる人もいれば、そうでない人もいることでしょう。
 でも、今はどちらでもかまいません。得意科目のない人は、これからつくれば良いだけのことです。
「他にもっと出来る人がいるのに、自分で得意だと言うのははずかしい」
などと考える必要はありません。「得意」という言葉を使うのに抵抗(ていこう)があるのなら、「好き」という言葉に置(お)きかえてしまっても良いでしょう。
 あなたの好きな科目は何ですか?

 自分の好きな科目・得意科目を見つけ、それをのばしてゆくことは、苦手科目を克服(こくふく)するのと同じくらい、とても大切なことです。ひょっとすると、それは将来(しょうらい)あなたが選択(せんたく)する職業(しょくぎょう)に、何かしら関係のあることかもしれません。

 勉強はどうも苦手、という意識(いしき)のある人は、まず好きな科目から手をつけてみましょう。「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。好きなことをしているとき、人はだれでも夢中(むちゅう)になれるものです。夢中になれれば、もうほとんど勝ったも同然(どうぜん)です。夢中になれば、夢中になったぶんだけ、結果は必ずついてきます。ちょっと想像(そうぞう)してみて下さい。あなたの周(まわ)りのお友達(だち)が、「国語といえば○○さんだね」「やっぱり算数は□□君が1番だな」と、あなたを指して言うようになったとしたら……それはとても、素敵(すてき)なことだと思いませんか? 
 1度そういう経験(けいけん)をすると、勉強というものが、ぐっと身近に感じられるようになります。また、「やればやっただけ成果(せいか)が出る」ことを実感できれば、苦手科目に手をのばすのも、さほど抵抗(ていこう)がなくなるはずです。

 今年度、何を目標に学習するか。まだ決まっていない人は、「得意科目をつくる・のばす」ということに定めてみてはいかがですか?

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