非認知能力を高める(小学生:塾だより9-10月号)

大人になってからも役に立つ力です。
 
人はだれでも「認知(にんち)能力(のうりょく)」と「非(ひ)認知能力」という2つの能力を持っています。このうち「認知能力」というのは、IQ(知能(ちのう)指数(しすう))テストや試験(しけん)ではかることができるものです。いわゆる”頭の良い人”や”学力の高い人”、という現代(げんだい)社会の基準(きじゅん)になっています。それに対して、「非認知能力」というものは、テストなどで点数をつけることができないものです。たとえば、ねばり強さ、協調性(きょうちょうせい)、やりぬく力、自制(じせい)心(しん)(自分の気持ちをおさえる力)、感謝(かんしゃ)する力といったようなものです。

 せっかく塾(じゅく)にきているのだから、いろんな生徒(先輩(せんぱい)もふくめる)のようすを見て刺激(しげき))を受けて、この「非認知能力」をぜひ、高めてほしいと思っています。これは一度身につくと、学生時代だけでなく、世の中に出て、社会人として働(はたら)く時にも非常(ひじょう)に役に立ちます。では、その「非認知能力」を次に書きます。

1) 自主的(てき)に勉強ができる。…周囲(しゅうい)から「勉強しなさい」と言われなくてもやれる。
「やる気」スイッチをおしてもらわなくても、自(みずか)ら進んで勉強ができるようになる。
 …だれかからやらされている勉強は、つらいものです。また、いやいや勉強しても、学習内容(ないよう)はあまり頭に入ってきませんよね。
2) 計画的に勉強ができる。…宿題や課題(かだい)にかかる時間の見積(みつ)もりやペース配分を自分で見当をつけられるようになると時間を効率(こうりつ)的に使うことができる。
 …優先(ゆうせん)順位(じゅんい)を決めて、To(トゥ) do(ドゥ) list(リスト) 作成(今日やるべきこと順番(じゅんばん)に書きだしたもの)して、上から順番に実行し、できたら消すかOKなど印(しるし)をつける。これは、終わるととても達成(たっせい)感(かん)があって、気分がすっきりする。
3) ものごとを最後(さいご)まであきらめずに完遂(かんすい)(完全に成しとげること)できる。
…できなかったときに、どうしたらできるか考える力のことです。うまくいかなくても、すぐにあきらめないことはとても大切。
4) コミュニケーション能力が高い。…まわりの人とうまく折り合いをつける力のこと。
5) 共感(きょうかん)する力が高い。…相手の立場になって、その気持ちによりそう力のこと。
6) TPO(時・ところ・場合)に合った行動ができる。…勉強と遊びの区別(くべつ)ができる。だらだら勉強しても効果(こうか)が上がりませんよね。

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