質問できる子(小学生:塾だより9-10月号)

「質問できる子」になろう

以前、塾(じゅく)内の中3生(78名)にアンケートをとったことがあります。
「はい」……88.5%、「いいえ」……11.5%。
何の数字だと思いますか。これは、「最近(さいきん)2週間以内に、先生に質問に行きましたか」という問いに対する回答の割合(わりあい)です。さすが中3生。意欲的(いよくてき)に質問をしに行く生徒(せいと)が多いようですね。
みなさんはどうですか。最近、質問をしに行きましたか。おそらく、「いいえ」と答える人が多いのではないかと思います。今、心の中で「いいえ」と答えたあなたに質問です。質問に行かないのはなぜですか?

 みなさんを見ていると、何かかんちがいしているな、と思うことがあります。
「質問をしに行ったら、先生やまわりの生徒たちに、授業(じゅぎょう)の内容(ないよう)をきちんと理解(りかい)していないと思われるのではないか」
「授業だけで理解できる子がかっこいい。質問するなんて、はずかしいことだ」
 心のどこかで、そんなふうに思っているふしはありませんか。だとしたら、それはとんでもない誤解(ごかい)です。

 「質問をする生徒」というのは、「授業の内容を理解していない生徒」ではありません。「授業の内容をより深く理解するために、何をするべきか理解している生徒」なのです。
 質問をすることは、はずかしいことではありません。むしろ、わからないのに質問をせず、わかったふりをしてしまうと、あとあと本当にはずかしい思いをすることにもなりかねません。
あなたもそろそろ、「質問できない子」を卒業(そつぎょう)しませんか。まだ一度も質問をしたことがないという人は、一度思いきって質問に行ってみましょう。きっと先生も、「とうとうこの子も、自分から質問に来られるようになったか」と、よろこんで教えてくれるはずです。

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