能力向上のために必要なことは?(中1中2:塾だより1-2月号)

課題1 「計算練習をするときには、高速に問題を解く!」

「計算練習」というと、問題をひたすら解くので、やらされている感覚になってしまうおそれがあります。(みなさんも経験があるかもしれません・・・)せっかく貴重(きちょう)な時間を使っているのに、やらされているだけではもったいないです。能力を磨(みが)くためにやるのですから、「高速に問題を解く」という課題を毎回つけ加えてみてください。能力向上は、反復学習から始まります。

(「百マス計算」をやった経験がある人は、そのやり方をイメージしてください)

1.脳のトレーニングには、反復学習+高速学習が効果的。

2.集中力が磨(みが)かれて、短時間で答えを出す能力が身につく。

これは、国語の場合も効果があります。「くもん式の長文読解」などをみてみると、やさしい問題を「理解して解(と)く」→よく似(に)た形式の問題を「くり返し解く」という仕組(しく)みになっています。やはり、短時間で答を出す練習となっています。

課題2 「数学が得意な人は、問題を解くときに考えていない?」

「数学は暗記科目である!」という説があります。これを都市伝説みたいに思っている人もいるようですが、数学はたしかに暗記が必要です。

暗記というのは、「公式や解法のパターン」を指(さ)しています。しかしながら、覚えるだけが目的ではありません。自由自在に使えるようにするため、練習して「うでを磨(みが)いておく」ことに重きを置きます。

とくに、中1で最後に学習する空間図形の表面積・体積の「公式の求め方と使い方」は、たっぷり練習しておきましょう。

有名進学高校に合格した先輩たちは、公式・解法を覚えていることと併(あわ)せて、問題をみたときに、「どの公式・解法が使えるか」をすばやく見分ける訓練を積んでいます。

いちいち悩んだりはしていないのです。入試問題には、解くのにとても時間がかかる「満点を取らせないために用意された難問」も入っています。そのような問題を見分ける訓練を積んでいます。対処(たいしょ)の仕方は、他(ほか)の問題を短時間で解くようにしておいて、難問を解く時間を確保するのが基本です。難問を解く練習は、それと並行して行えばよいのです。

1.考えたり悩んだりしてはダメ。わからない問題は、解き方を真似(まね)する。この作業を繰(く)り返すこと。塾で指導してもらうと、さらに効果が上がります。

2.一つの公式・解法が示され、その解き方を真似しながらよく似た問題を何題も解く。すると、そのうち問題を見たら解き方が見えてくる。勝手にペンが進んで数学が得意な人と同じような動きができるようになります。

<受験について>

高校受験では、目標点を設定しそれを大きく上回ることを課題にします。たとえば、数学の入試問題には、いくつか「捨て問(もん)」【難問】があります。公立高校入試では20点前後ふくまれています。私立では、それ以上の捨て問があります。仮にできなくても合否に大きく影響しない問題のことです。他でしっかりと得点をかせいでから、後回しにしておいて残った時間で解ければ良いのが捨て問です。

みなさんは、とくに数学や理科では「解き方がわからない問題」【難問】は、自分だけで抱(かか)えこまないで先生に質問してください。苦労して解いた問題は、できると「やった!」という喜びがありますよね。そうした経験の積み重ねは、きっとみなさんの能力アップに確実に役立ってくれるばずです。

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