雨垂れ石を穿つ(小学生:塾だより5-6月号)

という雨に関(かん)する「ことわざ」があります。難(むずか)しい漢字を使っていますし、聞いたことのない人が多いのではないでしょうか。
さて、日本は世界を見わたしても雨の降(ふ)る量が多い国です。具体的(てき)に示(しめ)すと、年平均(へいきん)降水量(こうすいりょう)はおよそ1700mmもあり、これは世界平均(880mm)のおよそ2倍もの量(りょう)になります(国土(こくど)交通省(こうつうしょう)のホームページより)。
うそ! とおどろいた人もいると思います。そんなに雨が降っているかな? と思った人もいるでしょう。なぜ、そんな風に感じたのか。それは…
日本の雨は、梅雨(つゆ)と台風が来る時期に集中している
からです。そういわれると、納得(なっとく)できませんか?
確(たし)かに梅雨の時期は雨が降り続(つづ)けている印象(いんしょう)があるし、台風が来るとスゴい勢(いきお)いで雨が降っていますよね。そして、そんな降水量の多い日本には、雨に関する「言葉」「ことわざ」がたくさんあります。
小雨(こさめ)、小ぬか雨、五月雨(さみだれ)、時雨(しぐれ )、にわか雨、雨降って地固(かた)まる、雨後(うご)のたけのこ、などなど……。意味がわからないものはぜひとも調べてみましょう。

さて、タイトルにある「雨垂れ石を穿つ」という「ことわざ」の意味ですが、家の屋根から落ちる雨も、長い間に石に穴(あな)をあけることができる。転じて、力は足りなくても、根気よくコツコツと何度もくり返してやれば、最後(さいご)には成功(せいこう)するという意味があります。
どこかで、似(に)たような「ことわざ」を聞いた事ありませんか?
「ちりも積(つ)もれば山となる」「ローマは一日にして成(な)らず」など他にも同じ意味を持つ「ことわざ」をあげたらキリがありません。
昔からコツコツとがんばることが大切だと伝(つた)わってきたのですね。でも、実際(じっさい)にはコツコツと積み重ねていくことはとても大変で、簡単(かんたん)にはやり続けることが難しいと思います。どうしたら、やり続けられるだろう?どうしたらがんばれるだろう?と、なやんでしまう人もたくさんいると思います。
 そんなときは…
がんばり続けるカッコイイ自分を想像(そうぞう)しましょう!
そして、がんばった結果(けっか)、スゴくなった自分を想像(そうぞう)してみましょう!!
どうですか?ちょっと「やる気」が出てきませんか? 目標(もくひょう)を決めて、それに向かってがんばる自分を思いうかべると、不思議(ふしぎ)と力がわいてくるものです。時間はかかるかもしれませんが、そこは「雨垂れ石を穿つ」の気持ちで、がんばり続けてみましょう!きっと最後には、満足(まんぞく)できる結果がついてくると思います。

これから梅雨(つゆ)が来て、夏が来ます。それぞれの季節(きせつ)で目標を決めて、カッコイイ小学生になりましょう!

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