苦手克服(中1中2:塾だより9-10月号)

みなさんは、なにか苦手なことはありますか。自分は掃除がどうにも苦手で、そろそろ部屋の片づけをしなくてはと思ってはいても、つい後回しにしてしまって気づいたらとんでもないことになっていた、なんてこともよくあります。「もうこれ以上はさすがにまずい」という段階になって、ようやく重い腰を上げて掃除に取りかかるのですが、もっとこまめにやっておけばよかったと後悔することになります。

苦手なもの面倒なことはつい後回しにしてしまう、というのは勉強でも同じではないでしょうか。苦手科目の勉強はなかなかはかどらないですよね。そして掃除と一緒で、後になって「もっと早くやっておけばよかった」と悔やむことになります。

苦手克服のカギは、いかに後回しにしないか、という点に尽きるといってもいいと思います。方法はいくつかありますが、まずは時間を決めてやる、という方法があります。いきなり長時間やろうとするとうまくいかないことが多いので、まずは毎日5分間だけやる、とかでもかまいません。始めてみて気分が乗ってきたらもう少し続けてもいいですし、やっぱり気が乗らなかったら、5分でスパッとやめてもOKです。とにかく苦手科目と触れる機会を増やしていけば、少しずつ拒否反応が薄れてくるはずです。

また、いきなり苦手科目から勉強を始めようとすると嫌だなと思う気持ちが先に来てしまうので、まずは自分の好きな科目から始めて、気分が乗ってきたら苦手科目に切り替える、というようにすると、心理的なハードルが下がるかもしれません。

あとはごほうび作戦。例えば、苦手科目を2ページ進めたら10分休憩していいとか、自分なりのルールを決めてやる気を引き出す、というのもいいと思います。

話は少し変わりますが、“苦手”と“不得意”は微妙に違います。“得意・不得意”はどちらかというと「能力」によるものですが、“苦手”というのは「意識」によるところが大きいです。何らかのきっかけで苦手意識を持ってしまい、距離を置くようになった結果、だんだんと不得意になってしまうことが多いのです。

だから逆の言い方をすると“苦手意識”さえ取り除くことができれば、克服は十分可能なのです。実際、過去の先輩たちの中には苦手科目を克服しようと頑張っているうちに、気づいたら一番の得意科目になっていた、という人もたくさんいます。

“苦手”というとマイナスのイメージが大きいですが、見方を変えればそれだけ“伸びしろが大きい”ということになります。苦手克服に向け、ねばり強く励んでいきましょう。

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