英検合格に向けて(小5小6:塾だより11-12月号)

千葉進研では、英語を受講している小学生は(特別な事情がなければ)1月に英検を受けることになっています。塾(じゅく)で今年から初めて英語を勉強し始めた人は5級、英語の勉強が2年目の人は4級にトライします。
さて、みなさんは、英検5級や4級でどんな問題が出るか知っていますか。「見たことなんてない」という人もいるかもしれません。でも、実はみなさん、英検の問題自体は見たことがなかったとしても、どんな形式の問題が出るかはもう知っているのです。なぜなら、みなさんが塾で受けている英語の模擬(もぎ)試験、あれは英検の問題と形式が同じだからです。問題数は模試の方が少ないですし、リスニングと筆記試験の順番が模試では逆になっているというちがいはありますが、基本的な問題の形式は同じです。そう考えると、なんだかできそうな気がしてきませんか。

ということで、今回は、英検5級と4級に合格するためにどうしたらよいか、ということについてお話ししたいと思います。

まず、それぞれの級のちがいを見ていきましょう。

5級の内容は、中学初級程度です。筆記試験は、①短文の(   )に適語を入れる ②会話文の(    )に適語を入れる ③日本文に合うように英単語を並べかえる、リスニングは、①会話の最後の発話に対する答えとして合うものを選ぶ②会話の内容に関する質問に答える ③短文を聞いて、イラストに合うものを選ぶ、のそれぞれ3種類です。

4級は、中学中級程度のレベルです。筆記試験は、5級の3種類に加えて、長文を読み、その内容に関する質問に答える というのが加わります。リスニングは、最後の大問3が、短い文章を聞いてその内容に関する質問に答える という点がちがいます。

 合格の基準はCSEスコアというもので測定され、およそ6割が基準となっていますが、単純に問題数と正答数でスコアを出すことはできません。さらに、筆記問題とリスニングでバランスよく点数を取ることが求められます。ですから、それぞれの大問で、いつも7割~8割が取れるように準備していきましょう。

では、具体的にどんな勉強をしていったらよいのでしょうか。
ポイントは二つです。

①単語を覚えること
②過去問を繰り返し解くこと
単語テストはふだんの英語の授業でも毎回やっていますね。英検が近づいてきたら、もう一度よく出る単語や熟語(じゅくご)をしっかり覚えましょう。そうすれば、5級でも4級でも恐れることはありません。おそらく各教室の英検対策でも、単語テストが行われると思います。テストの日までに何度も練習して書けるようにしましょう。覚える時には、「よく見て、声に出して、それから手を動かして書く」ということを繰り返しましょう。たとえば5級なら、「look at~」「listen to~」「go to bed」などの決まり表現はくり返し出てくるので、セットで覚えましょう。

また、過去問を解く時には大問1に力を入れましょう。後半は熟語が多く出てきます。一方、前半は単語力が試されます。文の中に出てくる単語と関連する単語を選べばよいのです。たとえば、「milk」が出てきたら「drink」、「summer」が出てきたら「season」といったようにです。過去問をたくさん解いていると、同じような問題に何度も出会います。他の回では選択肢(せんたくし)にあった単語が、今回は答えとして出てくる、といったこともよくあります。ですから、選択肢にある単語はみんな大事だと思って覚えてしまいましょう。さらに、まちがえた問題は文全体を書き直し、日本語訳もするとよいです。次に出てきた時にはまちがえないように、しっかりと頭にたたきこみましょう。単語力がついて大問1ができるようになると、次の大問の会話文も分かるようになるでしょう。

リスニングについてですが、これは点数が取りやすい分野です。絵のある問題は、絵がヒントになります。内容を予測しながら聞きましょう。また、疑問(ぎもん)詞(し)(Who、When、Whatなど)に注意して聞くことが、答えを見つけるヒントになります。単語を声に出して覚えたことは、ここでも役立ちます。聞いて意味が分かることが大切だからです。

いろいろな年度の過去問に取り組み、根気強く復習していけば、合格への道は見えてきます。漢検が終わって一息ついた今、次なる目標として英検は最適ですね。まだ十分に時間はあります。ぜひ楽しみながら高得点での合格を勝ち取りましょう!

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