入試の作文・面接(中3:塾だより11-12月号)

入試の作文・面接の対策は今すぐにできる!

このタイトルをみて、「いやー、今はまだ忙しいからけっこうです」と思ったあなた。私も正直そう思ってしまいたいです。教科の準備だけで頭も心も手いっぱいな私たちですが、前後期試験が統合されても作文・面接・小論文などは受験内容にしぶとく残っています。つまり、そのような曖昧模糊とした得体の知れないものによって、あなたたちは合格したり不合格になったりすることがあるというのは、まぎれもない事実なわけです。
なぜこのようなものすごく主観的なものが入試内容にあるのでしょうか。これは私の予想にすぎませんが、作文や面接では受験生が隠そうとしても隠せない地の部分が出てしまうので、高校の先生はそれを見たいのではないかということです。学習で身につけた知識をメッキだとすると、それを塗る前の素材である「みなさんの生の姿」が作文や面接には現れてしまうような気がします。だからこそ作文や面接が得意だという人はあまり多くない、いやむしろかなり少ないのではないかと思います。
これはある意味とても恐ろしいことです。いくら勉強をしても、本当の自分を見透かされてしまうことになるわけですから。それに備えるためには、自分自身の中身もしっかり成長させておく必要が出てくるということです。
「いや、やっぱそれは無理です」って思うかもしれませんね。でも、例えば面接で必ず聞かれる志望動機、「あなたはなぜこの高校を選んだのですか」って、絶対にみなさんがこれまで真剣に考えてきたことです。将来のことを真剣に考えれば考えるほど、あなたたちの内面は確実に成長をしているのです。また、その考えを言葉にしてみることも、考えることの成長効果を格段に高めてくれます。
「最近、気になったニュースはありますか」と聞かれて、もし世の中のことに関心がなければ、まともな答えは出てきません。もし答えられたとしても「もっと詳しく」とか「なぜですか」と聞かれたとたんにウソはばれます。しかし、今からでも世の中のことをちょっとでも気にしていけば、本当に「気になった」世の中のことを話すことができます。もちろん、説明を求められても大丈夫です。これもみなさんの中身を磨いていくということになると思います。
できる範囲で良いので自分以外のことにも好奇心を持ち、人間が抱えている問題について自分なりに真摯に考え、未完成であっても何らかの答えを出し、それを友達や家族に伝えてみる。これがまっとうな作文・面接の対策、つまり自分磨きであると私は考えます。ほら、今すぐにできますよね。それをやるかどうかは、そう、あなた次第です。

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