来年の入試に向けて(中3:塾だより11-12月号)

来年から公立入試が大きく変わります。それは受験が1回のみになるということです。上位私立高校を第一志望校にしている人もいるかもしれませんが、公立高校を第一志望校にしている人が多いと思いますので、来年の受験の注意点について書いてみようと思います。
まず、公立高校が第一志望校の場合には、第二志望校をどこにするかということが重要です。次善校として、私立の併願推薦を確保しておく人が多くいるかもしれませんが、もしあまり行きたくない高校にしてしまった場合には、公立高校に合格できなかった場合にはそちらに行かなければなりません。本当に行きたい高校、あるいは行ってもいい高校にまずは受かっておかなければなりません。そこで、自分が受験する高校は説明会などで必ず一度は足を運ぶことをおすすめします。その高校への行き方(交通機関や時間など)、最寄り駅の様子、学校までの距離、そして学校の様子(授業カリキュラムや学校行事、また部活など)をパンフレットなどの資料だけではなく直接その高校に行ってみて、自分の目で見て知っておくといいです。もちろん、第一志望は揺るがない気持ちでこれから入試に向けて勉強していきますが、自分に合った第二志望の高校が受かっているのといないのでは、第一志望校を受験する際のプレッシャーが大きく変わってきます。来年度の公立高校は一度しか受験できないため、用意周到に準備を進めましょう。
次に、最近の公立入試の傾向をいくつか挙げてみます。国語では、聞き取り検査があります。毎年少しずつ形式を変えて出題されていますので、いろいろなパターンの問題に取り組んでおくといいです。漢字の書きは小学生で習う漢字がほとんどです。四字熟語も出されることが多いので基本的なものは書けるようにしておきましょう。作文は正答率が低くなっています。そのため、作文がしっかり書けるとかなり有利になります。数学では、大問1の計算は確実に点数を取ることです(今年度の配点は30点分)。日頃からミスのしない練習をしておきましょう。また、よく考えれば解けるような問題にも果敢に挑戦していきましょう。英語は、リスニングの配点の割合が大きいです。聞き取るスピードも大切です。また、読解問題もゆっくり読んでいると時間内に解き終わりません。練習では読解問題をうまく活用して、そこから英単語や英熟語、さらには文法を理解するような勉強を心掛けましょう。理科は作図や記述問題が多くなってきています。計算問題もつまずきやすいところです。完答問題も少なくないので、用語などもしっかりと説明できるようにしておきましょう。社会は地理と歴史の配点がやや高いです。記述問題も出ますので、漢字でしかも重要語句の説明もできるようにしておきましょう。今年度の前期入試では、5教科すべて50分間のテストでした。来年度は英語のみ60分間のテストになります。今年度と比べてどのように変わるかはまだわかりませんが、問題を読むスピードを鍛えておくといいかもしれません。各教科とも問題量が多いので、問題演習の際には時間を意識して取り組みましょう。
これから勉強していくと、不安に駆られる時があるかもしれません。こんなに勉強しているのに模試の結果が中々上がっていかないとそのような気持ちになります。でも、遅かれ早かれ必ず成績は伸びていきます。そういう時は同じ教室の同じクラスの友達の頑張っている姿を見て、苦しいのは自分ひとりだけではないんだと、自分に強く言い聞かせましょう。そして悩む暇があったら、その時間を自分のための時間(入試で合格するための勉強時間)にあてましょう。問題を解きまくりましょう。そしてわからないところは教室の先生に納得がいくまで質問しましょう。そういうしつこさがこれからは必要です。

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