年度の初めに(中3:塾だより3-4月号)

「志望校との向き合い方」

志望校を決定する時期
志望校は早めに決めた方がいい。もちろん、夏の学校説明会で志望校を決めた人もいれば、秋になってから決めた人もいる。人それぞれだ。しかし、本格的な受験シーズンまであと10か月(1月中旬の私立入試からシーズンが始まる)なのに、もしあなた自身が「イマイチ受験生になった実感がないなあ~」と思っていたら、今のうちに志望校について考えることをおススメする。受験校を確定する必要はない。入りたい高校をいくつか選べばいい。
私は塾の教師として、多くの学習内容に楽しさが含まれていると思っている。どの教科にも面白いと思えるポイントが数多くある。しかし、多くの中学生にとって勉強は、特に受験勉強はどうしても苦痛や困難が伴う。早めに志望校を決めておけば、辛いときでもグッと我慢して勉強を続けることが出来る。私は今まで、色んな時期に色んな塾生から「受験勉強辛い」と愚痴(ぐち)を言われたことがある。それでも、これまで多くの塾生たちが最後まで頑張ることが出来たのは、周りに仲間がいたから、そして「志望校は譲れない」という強い思いがあったからだと思う。

高校入試を終えた元塾生たちとの再会
かつて千葉進研に通っていた現役高校生が塾に来ることがたまにある。そして、元塾生たちが受験生を激励することもある。元塾生たちが語る言葉全てがリアルな体験談であり、受験生にとって大変参考になる。久しぶりに帰ってきた元教え子が説得力のある言葉で受験生に語る姿を見ると、私は嬉しい気持ち、そして「ありがとう」という気持ちになる。立派になったねえと感慨にひたる…は言い過ぎかもしれないが、元塾生たちは「この間まで受験生」だったから、私よりも言葉に力があると思う。あと、元塾生に会う機会がなくても、身近にちょっと年上の高校生がいたら参考になる。兄や姉がいなくても、親戚・昨年度までお世話になった中学の先輩・近所のお兄さんお姉さんなど、身近に色んな方々がいると思う。

志望理由は人それぞれ
偏差値や校風で志望校を選ぶ人が多い。大学進学実績も重要な判断材料であり、部活動で選ぶ人もいる。ただ、「偏差値以外に判断基準がないから、よく分からない」という人もいると思う。そんな受験生に対して、私はあえて「本当の志望理由は何でもいいよ」と言ってみる。「○○高校がかっこいいから」でも「憧れの先輩が○○高校に通っているから」でもいいと思う。その理由が受験勉強のエネルギーになるのであれば問題ない。かつての教え子たちを思い出してみると、志望理由について「千葉から脱出したいから都内の私立志望」とか「おじいちゃんの友人の母校だから」とか、色んな人がいた(極端な例だが…)。もし、あなたが受験する高校に面接試験があれば面接向けに志望理由を考え直す必要があるかもしれないが、「本当の志望理由」に関しては何でもいいと思う。

最後に ~次の戦いに向けてもう始動していますか?~
新年度が始まったばかりということでここまで夢と希望のある内容を述べてきたが、いくら志望校への思いが強くても学力や内申点が足りなければ挑戦できないことは言うまでもない。メンタルや精神論の前に、確かな学力と内申点。賢明な受験生たちは、すでに次の模試や定期試験に向けて準備を始めている。これは誇張ではなく、すでに見えないところで努力している人が確実にいる。例えば、模試や学年末試験の解き直し。まだやっていなければ今すぐやる。普段から私の授業を受けている人たちは「また模試の解き直しの話ですか~」と思っているかもしれないが、古代ギリシャのある数学者がかつて「学問に王道なし」と言ったそうだ。あなたたちには当たり前なこと、基本的な勉強を大事にしてほしい。その時期に合った受験生向けのメニューや課題は必ず塾の方で用意しているので、だからこそ皆さんには基本的な勉強を愚直(ぐちょく)に頑張ってほしい。
…最後の最後で言いたいことを全て言ってしまいました。あなたたちの今年度の活躍を心から期待しています。

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