先手必勝(中学生:塾だより5-6月号)

新緑の季節となりました。思えば昨年の今頃は、小中学校の休校が長期化しており、心身共にしんどく感じた生徒も多かったことでしょう。塾の方もリモートによる対応をおこなってはいたものの、みなさんと会いたいと強く思っていたことを覚えています。今年度は、今のところ大規模な休校にはなっていないと思います。また、学校行事の多くは例年通りの形で行われるようです。夏休みも今のところは十分な日数が確保されるようです。思えば、昨年度は夏休みが短すぎて大変でしたよね。

 

みなさんは、昨年度のことをどれくらい覚えているでしょうか。大人たちでさえ経験したことのない激しい状況が日々目まぐるしく展開し、生活の様子や社会の仕組みが大きく変わってしまいました。小中学校でも数え切れないくらいの変化があったはずです。今年度から使われ始めている1人1台のパソコンやタブレットは、本来はもっと時間をかけて向こう数年の間に整備されるはずでした。それが、再びの休校などに備えて大幅に前倒しされました。あまりの早さについていけず、対応に苦労されている学校の先生方が多いようです。(だからもし、パソコンやタブレットを使った学校の授業でうまくいかないことがあっても許してあげてくださいね。)

 

身の回りのあらゆることが大きく変化し、それが新たな日常、普通になりつつあります。いわゆる「ニューノーマル」というものです。そして、塾での勉強についても「ニューノーマル」が次々と生まれています。ZOOMによるオンライン授業や講座、動画配信によるオンデマンド指導、それらと従来の対面授業を組み合わせた反転学習など、新しい仕組みが徐々に定着してきています。

 

これらの新しい仕組みは、上手に生かすことができれば大きな効果が期待できます。昨年の休校期間中、対面授業が一切できませんでしたが、新しい仕組みをうまく活用できた生徒は学力を大きく伸ばしました。むしろオンラインの方が良いのではないかと思えたほどです。一方でほとんど効果が上がらず、休校が終わった後、対面で改めてやり直した生徒もいました。

 

塾も小中学校もコロナ以前に戻ることはないでしょう。みなさんはニューノーマルに対応していかなければなりません。ニューノーマルの時代は個人差が非常に大きくなります。先ほど述べた昨年の休校中の様子からもそれは明らかです。

 

4月が終わり、いよいよ本格的に今年度が始まります。5~6月は体育祭や修学旅行といった学校行事が多くあったり、部活の活動時間が長くなったりと忙しさが増していきます。その一方で前期中間テストや英検もあります。忙しくて時間が足りないことを勉強が進まない言い訳にしてはいけません。本当に成功する人間は「時間が足りない」とは決して言いません。今後の予定は大方分かっているはずです。「時間足りない」という人は、決して時間が足りないのではなく「時間が足りるようにする準備」が足りないのです。

 

これから始まる前期中間テストや英検を成功させるために、必要なことの1つは「早く準備を始めること」です。ニューノーマルの時代、準備のやり方も多彩になっています。新しい仕組みを活用することで時間効率や質を高められる可能性があります。塾の先生のアドバイスを大いに参考にして、得点や順位を上げるためには、また合格するためには何が必要かしっかり考えて準備をしましょう。特に中1生は初めての定期テストが待ち構えています。初めてということで、準備のやり方は先生が事細かに教えてくれるはずです。先手必勝! 今年度前半のみなさんの成功を全力で応援します。一緒にがんばりましょう。

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