小6:新学年を迎えて

小学6年生のみなさんへ(塾だより3-4月号)

 

もうすぐ小学生最後の学年になりますね。気が早いように感じるでしょうが、来年の春にはもう中学生です。小学6年生は勉強面でいうと、中学生への橋渡(わた)しの学年です。みなさんはこの先、小学校で身につけた基礎(きそ)力をもとに、中学校でより高度な内容を学び、4年後には高校受験に立ち向かわなければなりません。高校受験はみなさんの人生の中で、厳(きび)しい闘(たたか)いとなるはずです。その闘いで力を発揮(はっき)するために、6年生のうちに次の2つのことをしっかり身につけてほしいと思います。

 

1.小学生の勉強の内容をきちんと理解し、自分の力で解けるようにする。
2.勉強の計画を自分で立てて、実行する。

 

まず、中学校での学習内容は小学校での内容が基本になっているということをしっかりと頭に入れておいてください。「中学生になってからがんばればいいや。」では遅(おそ)いのです。漢字や言葉、計算、理科や社会で学んだ内容は、中学生になってからも出てきます。しかも、多くの場合、難(むずか)しく複雑になって登場するのです。その時に基礎が出来ていないと、どんどん分からないところが増えていき、あっという間についていけなくなってしまいます。

 

みなさんの中には、今までの内容で分からないところをそのままにしている人はいないと思います。でも、苦手な分野はあるかもしれませんね。4月に行う模試(もし)は、前の学年の復習になっています。4月になって学校で新しい学年が始まる前に、5年生の内容をもう一度おさらいしておきましょう。

 

そして、これから始まる新年度、毎回の授業に集中して取り組み、宿題をきちんとやりましょう。授業で理解できないところがあったら、その日のうちに先生に質問して解決するようにしてください。そうすれば、中学校でも自信を持って新しい内容を学ぶことができるはずです。

 

次に、宿題や復習をする時に、自分で時間配分や量を考えてやれるようになってほしいと思います。今もそうしていて、次回までにきちんと宿題ができている人は、そのまま続けてください。でも、宿題が終わっていないまま次の授業に来ている人、宿題は終わってはいるけれど、お父さんやお母さんに何度も言われてようやくぎりぎりで間に合わせている人は要注意です。そもそも、宿題をしないまま塾(じゅく)に来るというのは大問題です。先生たちが何のために宿題を出していると思いますか。新しい漢字を覚えたり、授業で習ったことを復習して力をつけたりするため、というのは当然です。ですが、それだけではありません。

 

これから先、中学生になると、学校では定期テストがありますし、中3では受験があります。その時に、自分で計画を立てて勉強する習慣ができていないと、最初のうちは良い成績がとれていても、そのうち下がっていきます。定期テストの勉強は2週間くらいですが、受験は夏からと考えても、半年以上勉強し続けなければなりません。コツコツと休まず続ける気力・体力が大切なのです。そうした力を養ってほしいという願いも込めて、先生たちは宿題を出しているのです。意地悪でやっているのではありませんよ。
中学生になると、部活に入る人がほとんどでしょう。それに塾や習い事が重なると、くたくただし眠(ねむ)いし、もう宿題なんて無理! と思うことがあるかもしれません。それでも自分に厳しく、自分に負けず、やると決めたことはやる。そんな中学生活を送ってほしいと思います。その段階(だんかい)に進むための「今」なのです。1年後には中学生として、順位など、目に見える形で自分の力が突(つ)きつけられるようになります。それはみなさんの将来(しょうらい)に続いている道です。だからこそ、「先」をみすえて「今」何をすべきか、ぜひ考えてみてください。

カテゴリーNEWS