小学生:もう鬼(おに)は笑わない

せまり来る来年度、君は何をするべきか(塾だより1-2月号)

 

「来年のことを言えば鬼が笑う」という言葉があります。将来(しょうらい)のことはだれにもわからないので、言ってもしょうがないというたとえです。小学校3・4・5年生のみなさん、もうすぐ学年が1つ上がりますね。学校では4月まで学年は上がりませんが、塾(じゅく)では3月から新しい学年の授業(じゅぎょう)が始まります。来年のことではなく、もう目の前のことです。鬼も笑っている場合ではないのです。学年が1つ上がると、勉強もむずかしくなります。そこで、新しい学年になる前に、きちんと準備(じゅんび)をしておきましょう。

 

小学校3年生のみなさん
じゅくに通うことにもうなれましたか。宿題はちゃんと毎週きめられた時間にやっていますか。宿題は、好きなときにやるのではなく、いつも時間を決めて、その時間にやることが大切です。4年生になるまでに、きちんと決められた時間に宿題をやれるようになって下さい。

 

次に、じゅくにくるとき・帰るときにわすれものをしていませんか。野球をするときにはバットとグローブ、サッカーをするときはボールとスパイクがひつようです。同じように、勉強をするときも、道具を大切にしてください。じゅくに来るとき、帰るとき、かならず道具がそろっているかたしかめるようにして下さい。

 

小学校4年生のみなさん
家で勉強するとき、机に向かっている時、自分の「しせい」をよく思いだして下さい。せすじが曲がっていませんか。机にひじをついていませんか。ただ「走っているだけ」に見えるマラソンの選手(せんしゅ)でさえ、「フォーム」(=どんなしせいで走るか)を大切にしています。勉強にも正しいフォームがあります。長く、たくさん勉強できる人はフォームが正しいのです。

プロのスポーツ選手の中には、フォームを直すのに何年もかかったり、フォームを直しているうちに、うまくできずに引退(いんたい)してしまったりする選手もいます。勉強のフォームも1日、2日では直りません。小学校4年生ならまだ間に合います。来年、5年生になるにあたって、勉強のフォームを見直してみましょう

 

小学校5年生のみなさん

来年はついに6年生です。6年生になってから、しっかり勉強できるかどうかが、中学生になってから成績を伸(の)ばせるかどうかにかかっています。来年は、その大事な1年だと思って、今のうちから十分に準備しておきましょう。
まず、勉強の計画を立てられるようになりましょう。中学生になると、勉強の量が今の2倍にも3倍にもなります。小学生のうちから、計画を立てて勉強をする「練習」をしておくことが大切です。宿題を前日にまとめてやっていませんか。
そして、机に長く向かっていられる練習をしましょう。中学生になると勉強量が増え、長い時間、勉強をしなければならなくなります。その練習を、小学生のうちからしておきます。ベッドに寝転(ねころ)がって勉強していませんか。テストを受けるときはイスに座って受けますね。イスに座っているときには、きちんとイスに座って覚えたことが思い出しやすいのです。

 

それぞれの学年で、それぞれやらなければならないことがあります。たてものを立てるときは、土台がしっかりしている方が、良いたてものが建ちます。小学生のうちに正しい「勉強習慣」の土台を作って、立派な中学生になるための準備をしましょう。

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