中学生:“やっても上がらない”症候群

効率の良い学習法について考える。(塾だより11-12月号)

 

今朝、家の新聞にあるチラシが折り込まれていました。手作り感満載でなかなか味のあるデザインで、おいしそうな野菜の写真とともに、
10月○日10時~、野菜市 農家さん直送、野菜も大特価!!
などと書いてあります。しかし何かが足りません。しばらく考えてやっとわかりました。そのチラシをみて、もし「野菜市」に行きたくなっても、どうして良いのかまったくわからないのです。つまり、そのチラシには会場の地図はおろか電話番号さえ書いてなかったのでした。

 

これはこれでおもしろいと思うのですが、成績を上げたいと思うみなさんはどうですか。志望高合格というゴールまでの道筋がわかる地図みたいなものはありますか。学力を上げたいと思うとき、迷わずそれに「かける」ことができる電話番号のような手段を持っているでしょうか。

 

「やればできる」と一念発起して学習を進めていくと、どこかで「やっても上がらない」場面にかなりの確率で出会います。そして自分では「ずいぶんがんばった」と思う模試や定期テストで成績を伸ばすことができず、気持ちが折れてしまうこともあります。そんなとき、才能のせいにして努力を止めてはいけません。自分の「やり方」を見直し、必要ならば修正をすることにとどめ、学習を継続することです。

 

効率の良い学習の仕方にはポイントがあります。ここでは3つだけあげておきますので、自分のやり方をチェックしてみてください。塾からの教材を使っていることが前提です。

 

□ アウトプットしている。
□ できない問題をできるまでやりきっている。
□「~ができたら終わり」を決めている。

 

勉強したものは実際に問題をやって(アウトプットして)みないと、本当にできるのかはわかりません。できない問題がわかれば、さらにそこを集中的に学習することができます。できるようになるまでやりきってみてください。一定の範囲を決め、「見ないで全部できたら終わり」というように、時間ではないゴールを決めて進めると達成感を得られ、着実にできることを増やすことができます。

 

いちばん大切なことは、人に言われたからやるのではなく、自分の意志で学習することです。強制的にやらされたものにはほとんど学習効果がないからです。逆に、自分自身から「できるようになりたい」と思うことができ、正しく努力しつづけていれば、一時期、停滞することがあっても成績は必ず上がります。不安なときは遠慮なく塾の先生を頼ってください。どんなに忙しそうにしていても、困っているあなたとの時間は、我々にとっては最優先事項です。納得がいくまで相談してほしいと思います。

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