中3生の皆さんへ

勉強と部活との両立(塾だより5-6月号)

 

はじめに

「勉強と部活の両立は可能」
中学生は、中3に限らず、ほとんどの生徒が部活に入っていると思います。また、中学校の部活ではなく、地域のサッカークラブや野球チームに入っている生徒もいるかと思います。さらに、中にはピアノやバレエなどの習いごとをしている生徒もいるのではないでしょうか。これらは、部活とは言えませんが、週に数日間その練習に時間をつかうことになるので、そういう意味では部活をやっていると同じと考えられます。部活(習いごと)が好きで、将来、その道で生活をしていく(好きなことを仕事にして生計を立てる)ことができたら、それはそれで素晴らしいことだと思います。しかし、多くの生徒は、その道のプロフェッショナルになることなく、人生を歩むことになります。だからこそ、この時期に部活に打ち込むことは非常にいいことだと思います。

 

ところで、テーマの「勉強と部活の両立」についてですが、部活をやっているみなさんは、どうでしょうか? 中学校は、原則として勉強するところで、余暇に部活をすることになっています。「勉強と部活の両立」は、口でいうと簡単ですが、実際には、部活の顧問が熱心で平日・土日も練習があり内容がハードな場合には、勉強がおろそかになり、部活一辺倒になっている生徒が多いと思います。そうならないように、この後に部活と勉強の両立ができている(両立ができていた)生徒について書きます。是非、参考にして、その両立につなげてください。絶対に、部活を勉強から逃げるための口実に使わないでほしいです。好きで部活をやっているわけですから、そんなことを言ったら好きな部活に対して失礼ですよ。

 

1.時間を有効に使う
ハードな部活(以下、習いごとなども含む)に入っていると、どうしてもほぼ毎日のように、自分の時間をそれ費やすことになります。ともすると、宿題を忘れたり、予習や復習しなかったりする生徒は、ほとんど口をそろえて、「勉強(宿題)をする時間がない」と言います。勉強するイメージとして、連続した2~3時間くらいの空き時間ということなのでしょう。そう考えると、食事、入浴、TV、スマホ(音楽やゲームやLINE?)などやることがたくさんあるので、そんな時間を確保するのは普通には難しいでしょうね。では、両立できる人には、1日が30時間あるなんてことはないのはわかりますよね。これまで両立がうまくいっている(上手くできた)生徒たちには共通点があります。それは、時間の使い方が上手な点です。入浴まであと10分あるから、この時間は、単語を覚えようとか、英文(教科書)や古典を音読しようなど、細切れの時間をも有効活用しています。いつでもすぐに取りかかれるように日頃から決まった場所に単語帳や漢字練習帳などを準備しておくといいです。

 

2.計画を立てる
次に、時間を有効に使う一番いい方法は何か知っていますか? それは、学習計画を立てること以外にはありません。大きく次の3つについて、勉強する時間帯を決めて、学習計画を立ててください。(夏休みや冬休みはまた、別途作成するといいでしょう)

 

(1)部活がある日の学習計画(塾の授業がない日と塾の授業がある日)
(2)部活がない日(平日と土日・祝日)
(3)学校の定期テスト直前や模擬試験の直前(入試直前)

 

*計画表を細かく分刻みで作る必要はない。(作成に時間をかけすぎないように)
*計画通りいかないこともあるので、週に1日は、フレキシブルタイム(調整日・調整時間)を入れて、計画倒れにならないようにする。
*適度に休憩(息抜き)をする(例:50分勉強・10分休憩)で3時間など

 

3.必ず目標を持つ(目標が人を動かす一番の動機である)
どんなに勉強と部活が両立できるいい方法であっても、そもそも「やる気」が全くなければ、それを行動に移すこと(実行)できません。それでは、馬の耳に念仏です。自分の先のこと(進路)を真剣に考えて、そのためにはどんな資格(高卒・大卒・その他の免許など)や技術や経験が必要なのかを判断して、勉強をしていきましょう。具体的に、志望校(今はまだ、受験校でなくてよい)で考えるといいでしょう。今の自分の成績(テストでの得点力・学校の成績)と志望校のレベルを照らし合わせてみましょう。よほど無謀でない限り、不足分をこれからの勉強で補って合格するという心構えでいいと思います。そうすると、数字という目に見える形で、目標がはっきりしてきます。苦手科目の数学克服する、5科目の偏差値を5上げる、学校の通知票の評定を2ポイント上げるなどです。

 

最後に、部活は自分の時間が削られるというマイナス面もあります。しかし、考え方によっては、勉強していく上での強力な見方(武器)にもなってくれます。例えば、メンタルとフィジカルが鍛えられることは、勉強する上で非常に役立ちます。また、部活を通して出会う(顧問・先輩・同期・後輩)にも一生付き合えるような素晴らしい人がいます。また、反対に一生懸命勉強することは部活においても100%プラスに作用しますよ!

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