小学生:勉強は体感

小学生のうちに勉強法を(塾だより3-4月号)

 

小学生のうちに
勉強法を身につけることはとても大事!
勉強は中学からではおそい! 勉強は体感すること!という話

 

新中学1年生に入(にゅう)塾(じゅく)の理由を聞くと、「本格的な勉強は中学に入って、塾に通い始めてからと思っていたから」と言います。その理由は「小学生のうちはそれほど勉強しなくても、わかることしか教わっていなかったから」というのがけっこう多い気がします。

そこで「小学生のころは、家で勉強していなくても漢字の書き取りや計算スラスラとできたの?」と聞くと、そう言えば「あまり成績(せいせき)は良くなかった」とか「あの教科は苦手だった」と自分の過去(かこ)をふり返ります。そして小学校のカリキュラムに後(おく)れをとった生徒は、中学で巻(ま)き返すために努力(どりょく)をしますが、さらに苦手になる場合もあります。事実、小学校の時に自分なりの勉強法を確立(かくりつ)できなかった生徒ほど、小学校で習っている事を理解(りかい)していない傾向(けいこう)が強くあります。
ある程度(ていど)までは流れで何とかなっているように感じるものなのです。しかし、中学に入って難易度(なんいど)が上がったとき、基礎(きそ)ができていないとアッというに間に脱落(だつらく)していきます。中学の定期テストでは、平均点が80点も90点もある教科はありません。良(よ)くて70点台、悪ければ30点台のときすらあります。つまり「勉強についいけてない」ということを表しています。小学校での基礎をあまく見ていると、高校進学にひびいてくるのです。

 

人には、好きな物や興味(きょうみ)のあることが必ずあります。口で説明できなくても、習慣(しゅうかん)としてやっていることや楽しんでことを観察(かんさつ)していれば、わかります。そのことを上手く勉強に取り入れられたら自発的(てき)に机に向かったり、考えたりする力がついてきます。自分だけでその勉強法を見つけることは大変(たいへん)難(むずか)しいです。だから、それをサポートするのが塾の重要(じゅうよう)な役割(やくわり)なのです。

 

身になる勉強の一つをしょうかいします。それは「実際(じっさい)に動くこと、感じること、そこから何かを吸収すること」です。やってみなけりゃわからない!「食わずぎらい」「習うより慣(な)れろ」「失敗(しっぱい)は成功(せいこう)の母」「百聞(ひゃくぶん)は一見(いっけん)にしかず」「練習はうらぎらない」…何事もやってみなければわかりません。特(とく)に小学校での勉強は、基本(きほん)をマスターして、中学、高校の応用に備(そな)えるという非常に大事な部分です。初歩(しょほ)の段階(だんかい)でどれだけレベルアップできるかが、中学校の勉強につながるのです。

 

例(たと)えば、包丁(ほうちょう)やナイフも使ってみなければその危険性はわからないし、上手な使い方を覚えることもできないでしょう。「知識(ちしき)は体感することで頭に入る!」です。今までわからなかったことも、できるようになったら「なんだ、そういうことなんだ!」と気づきます。勉強は机(つくえ)で考えることが多いものですが、それ以外でも学ぶチャンスはたくさんあります。ゲームでもマンガでもスポーツでも、生徒自身が好きなことや得意(とくい)とすることを通して、自分が主人公になってかべをつき破(やぶ)っていくことが勉強の上達(じょうたつ)方法だと思います。

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