定期テストの勉強方法(中1中2:塾だより5-6月号)
中1のみなさん、もうすぐ初めての定期テストがやってきます。もう準備は始めていますか?
中2のみなさんは1年間経験してきて、準備のやり方は大丈夫という人もいると思いますが、なかなか結果に結びつかないという人もいると思います。
ここでは、定期テストの勉強方法について、いくつか紹介します。参考にしてみてください。
1.目標点を決めよう。
まず、自分がテストで何点を目指すのかということをしっかりと定め、目標を絶対に達成するという強い気持ちを持つことです。
2.テスト勉強の開始を早めにする。
テストの範囲表はテストの2週間ぐらいに発表されますが、テスト1か月前ぐらいから準備を始めましょう。特に数学は直前にわからないことが出てしまうとテストに間に合わない可能性がありますので、ふだんからわからない問題があれば、質問して理解するようにしましょう。みなさんのなかには、範囲が発表されていないから準備はできないと思う人がいるかもしれませんが、中1生は教科書の初めから、中2生は前回のテスト範囲の次から現在習っている範囲は必ずテスト範囲になります。その範囲を教科書やワークあるいは塾で配られている必修テキストを使って勉強を始めてください。ワークをやる場合は、1回目はノートにやりましょう。そのときできなかった問題番号の横に印を付けておきます。そして、範囲が発表になってからまだやっていない範囲があればまずその範囲をやります。最低テスト1週間前には一通り範囲の勉強が終わっている状態にします。最後の1週間は問題演習をできるだけたくさんやるようにします。その一つとして、もう一度ワークをやり直すことは良い方法です。前回できなかった問題ができるようになっているかも確認するようにしましょう。ワークの確認が終わり次第、塾で配られる対策プリントなどをやっていきましょう。最後に、直前はそれまでにやった問題でできなかった問題をもう一度見直しをするようにしましょう。
3.苦手な教科から勉強を始める。(中2生では平均点より低い教科がある人)
どうしても苦手な教科というのは、後回しになりがちです。苦手だからこそ時間をかけてやらなければ点数はとれません。ですから、意識をして早め早めの準備をしましょう。そして、何をやるのかというと、あまりいろいろな問題集をやるよりは、1つのものを完璧にできるようにすることが重要です。1つを完璧にすることで、その教科に自信がでてきます。(本当に苦手な教科は、教科書とワークの問題を完璧にできるようにしましょう)
具体的には、社会や理科や漢字・英単語など暗記することが苦手という人は、1度で全部を覚えようとせずに、何度も繰り返しやっていくことが必要です。例えば英単語なら早い時期にまとめて練習を行う日をつくり、その後は、毎日1,2回書くようにするとテストまでにほぼ完璧になります。理科や社会などの場合、まとめたノートを毎日寝る前に10分程度読むのも一つの方法です。数学の場合、計算についてはどれだけ練習したかで差が出ますのでできるだけ多くの問題をやるようにしましょう。また、文章題については、パターン別に式の作り方を練習して慣れるようにしましょう。
4.塾を利用する
塾で行われるテスト対策に出席する。また、配布されるプリントを必ずやること。
質問をする。
自分でワークや問題をやったときにできなかった問題を必ず質問をして、理解をすることが大切です。そして、質問した問題はあとでもう一度自分でやってみて、できればOKです。できなければ何度でも聞くことです。
塾で勉強をする。
家で集中して勉強できることが理想的ですが、家では、スマホやテレビ、お菓子、ベッドといろいろな誘惑があり、それらにどうしても負けてしまう人は塾で勉強をしましょう。その場合には、何時から何時までという時間とどの教科をやるのかということをしっかりと決めてやりましょう。ただ何となく塾にいて、何となく勉強していても多くの効果は期待できません。
5.テスト直前の土日をがんばろう。
テスト直前の土日は、勉強あるのみです。この2日間で最低15時間は頑張りましょう。この2日間の差が、結果にも大きな差となってあらわれます。
6.困ったときは塾の先生に助けてもらおう。
できない問題があれば質問することはもちろんのこと、それぞれ自分の勉強方法や苦手な教科の克服法など、困ったり悩んだりすることがあれば、塾の先生に相談してみましょう。きっとよい答えが見つかるはずです。
以上のようにいくつかの勉強方法を紹介しましたが、中1生は初めてのテストで100点をたくさんとれるように頑張りましょう。目指せ500点です。中2生は、先輩たちもちょっとした工夫で飛躍的に成績を伸ばした人がたくさんいます。(5教科で100点以上も上がった生徒はたくさんいます。) みなさんも勉強方法の工夫でさらなる成績のアップを目差しましょう。
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