夏期講習を楽しもう(小学生:塾だより7-8月号)

もうすぐ夏休みです。楽しみにしている人が多いことでしょう。せっかくの夏休みなのに、夏期講習って、どうしてあるのでしょうか。

勉強はみなさんにとって必要(ひつよう)なものですし、やり続(つづ)けていくとその楽しさが分かってくるものです。学年が変(か)わった春から今までほぼ毎日続けてきた勉強が夏休みにとだえてしまうのは、とてももったいないことです。

これまで学校や塾(じゅく)に通ってがんばってきたことで、みなさんには学習習慣(しゅうかん)がついています。週に5日、学校に通って授業(じゅぎょう)を受け、出された宿題をやり、週に数回塾にも通って勉強してきました。毎日机(つくえ)に向かって座(すわ)って勉強するという習慣です。勉強は一度習慣になってしまえば苦にならないですし、そのうちにおもしろくなってくるものです。

学校がない期間に「学ぶ楽しさ」を途絶えさせないためにも、学習習慣維持(いじ)のためにも、夏期講習は大事です。

また、塾に行けばいっしょに勉強をがんばる仲間(なかま)がいます。同じ目標(もくひょう)に向かって、仲間と楽しくいっしょにがんばれる良(よ)いかん境(きょう)です。分からないことがあったら先生に質問(しつもん)できます。

こうしてがんばった夏休みが終わって学校が始まったときに、勉強がもっと楽しくなっている自分に気づくはずです。勉強って本来楽しいものなのですが、やればやっただけ、学べば学ぶほどに、そのおもしろさ、楽しさが分かるものなのです。時間に余(よ)ゆうのある夏休みに、新しいことをたくさん学べるのが夏期講習です。そんな夏期講習が楽しみですね。