The Busiest Summer in Your Life (中3:塾だより7-8月号)

いよいよ中学生最後の夏です。7月10日過ぎから計算すると、私立高校入試まで約27週間、公立高校入試まで約32週間です。つまり、

最初の入試まで、あと半年です。

そう聞くと、焦りを感じるでしょう。

「まだ、大会も終わっていないのに、受験まで半年? 本当に大丈夫なのか?」

怖いでしょう。でも、それはみんなの先輩たちも通ってきた道なのです。

千葉進研の先輩たちは、入試で優れた結果を残してきました。そんな先輩たちでも、7月の半ばには、最後の大会のことで頭がいっぱいでした。毎週土曜日は夕方まで練習があって、くたくたの状態で塾に来ていました。部活と塾の両立というのが、これほど大変な時期はないと思います。

それでも、千葉進研の中3生たちは、忙しい中、なんとか時間をやりくりして、7月を乗り越えてきました。時には宿題が間に合わないこともありました。それでも、優先順位を付けて、0よりは1、1よりは2、2よりは3と可能な限り頑張ってきました。

勉強は100か0かではないのです。

どうか、これを読んでいる中3生のあなたも、先輩たちに続いてください。

あなたが今大変だと思っていることは、先輩たちにとっても大変なことだったのです。

中学校の部活は今しかできません。けがに気を付けて、全力でやりきってください。

しかし、毎日少しでも未来に目を向けて、勉強をがんばってください。この夏に、部活をやりつつ勉強も両立させたという経験は、必ず半年後に自信につながります。運動部や吹奏楽部の人は知っての通り、気持ちというのはとても大事です。それは、受験でも同じです。

秋を超えて冬になると、精神的にどんどんしんどくなってきます。ちゃんと合格できるんだろうかと、不安が襲ってきます。そんなときに支えになるのは、自分自身です。

「あの夏、頑張ってよかった」

と思える日は必ず来ます。