中3生の苦手対策(中3生:塾だより9-10月号)

1 「基礎を固めると成績が伸びる」…偏差値50から60台に上げるためには?

 模試で偏差値(ss)を60台に上げるためには、数学・理科を中心とした「苦手対策」が必要です。そのために「難(むずか)しい応用問題が解けなくてはいけない。どうしよう、大変だ!」と思い込んではいませんか。じつは、難しい問題は、初めからやらなくていいんです。

 そういう問題が数学なら15~27点はあるでしょう。やらなくてよい問題を先生に確認しながら、やらなくてよい問題で浮いた時間を基礎力アップに回しましょう。そうすれば、確実に得点力が上がる。…その理由とは

1.ほとんどの問題は「基礎力をマスターできているか」どうかが問われている。

 

2.ss50とss65の学力差は、教科書レベルの内容を「理解できているかどうか」「人に説明できるかどうか」にあります。これだけでss15も差がついてしまう!ss50台前半の生徒は、基礎的な学習事項について先生の授業を聞いたりテキストを読んだりしたときに、「そうだ、そうだ」と理解することはできます。授業中に先生が話している内容は理解できるし、テキストを読んでも理解することができる。

聞いたり、読んだりして理解はできるけれども…

「他人に説明したり」「質問に答えたり」「テストを解(と)いたり」といった、頭で理解したことを吐(は)き出す作業【アウトプットという】が苦手なのでしょう。

 

3.基本を何度もくり返して勉強していく中で必ず新たな発見が出てきます。

また、くり返して学習する中で新たな疑問点が必ず出てきます。

反復学習の中で発見した疑問点は、偏差値をあげるための宝物です。

疑問点を解消させるために

「先生に質問したり」「解説本を読んだり」などと行動してください。

疑問や分からなかった問題を放置(ほうち)せず徹底して疑問を解決し、理解を深めましょう。

くり返しますが…

基本学習は反復し継続することがポイントです。「継続は力なり」といいます。

「野球のバッターの素振(すぶ)り」と同じように何度も繰り返すことが大切!

「分かっている」「できている」と思っているときこそ危(あぶ)ないです。

そんな時こそもう一度学習しましょう。

2 偏差値65になるためには?

それでは偏差値65の中学生ってどんな感じでしょうか?

基礎的な学習内容について、自分の頭で理解することができる。

そして、頭で理解していることをかなりの程度表現することができる。

「他人に説明できる」「質問に答えられる」

「選択問題を自信を持って正解できる」

基礎的な学習内容についてマスターしているので、確実に問題が解ける状態です。

・ss60くらいの中学生であれば、基本的な学習内容をすでにマスターしているはずです。

でも、それだけではss65には届きません。模試の過去問をたくさん解いて、試験範囲の問題演習で、さらに力に磨きをかける必要があります。

過去問演習に重点を置いて、ss65を目指しましょう!

<わからない問題は、先生に質問する>

・成績を上げるためには、わからなかった問題を質問することを重視しましょう。

そして、成績を上げることに、よくばりになってください。(質問は、勉強時間の短縮にもなる)

・皆さんに理解して欲しいことは、偏差値50と65の違いは、基礎力があるかどうかに尽き

るということ。

苦手対策の第一ポイントは、基礎力をマスターできているのか? というところにある。

偏差値50と偏差値65の学力の差は、教科書レベルの内容を「人に説明できるか」

これに尽きます。

<入試に完全はない>

公立でも私立でも入試対策で大事なことは・・・

・合格ラインを超えることが目標である、

・入試問題には、「捨て問」がある。

(正答率が低い=合否に関係のない、やたらと時間のかかるやらなくてもよい問題)

・入試に完全(パーフェクト)は、求められていない。

「捨て問を判断できる能力」こそ、入試対策で求められる能力だ。