英検をとろう(中1・2生:塾だより11-12月号)
皆さんは英検を利用していますか? 英検については周りで必ず話題にのぼっていることだろうと思います。しかし実際に取得しているかについて聞いてみると、意外としっかり取れている人が多くなくて驚きます。英検は英語力の強化はもちろん、持っていると将来的には高校入試で有利に働く場合があります。
また、資格の取得を目指すとなれば、普段の英語の勉強のなかでモチベーションにもなります。特に中1・中2の間はそういう目標を作って勉強することが重要です。中3になると受験勉強が本格化するのでなるべく英検などの負担は最小限に済ませたいところです。中1・中2から継続的にやっていれば勝手もわかって負担を小さくできます。ぜひ早いうちから英検を利用していきましょう。
合格のためにはまず単語力をつける必要があります。とくによく出る単語は確実に覚えておきたいところです。急にたくさんはむずかしいので毎日少しずつ準備をすすめましょう。練習の時は口に出すのがポイントです。発音しながら書いて覚えましょう。練習したらちゃんと覚えられているかテストしてみるのを忘れずに。せっかく覚えたものを忘れてしまわないように定期的にチェックすると良いです。
また、重要な表現や代表的な例文は文ごと暗記してしまいましょう。このときもやはり口に出しながら覚えるのが大切です。リズムがつくと頭に残りやすいので、ためしてみてください。自然と口をついて出るようになるまでできればこちらのものです。
単語のほかにも文の作り方のルール(文法)も見直しておきましょう。ある程度は例文の暗記でも対応できますが、ルールを理解しているとより確実です。これまでの英語の授業で勉強したことを復習しておいてください。わからないことや忘れてしまったところがあれば質問して解決しておきましょう。
対策で一番大切なのはやはり過去問をくりかえし解くことです。一回一回が本番のつもりで真剣に取り組んでください。解き終わったら解説をていねいに確認して、できなかったところを必ずその場で覚えるというつもりでやりましょう。いくつもやっていると何度も出題されているものもわかってくるので、そういうものは絶対にはずさないように勉強することが重要です。過去問の演習・復習をしっかりやれば、必ず合格点がとれるようになります。
塾で対策があれば積極的に参加するのはもちろん、英検についてわからないことなどあれば先生に相談してください。勉強の内容だけでなく勉強の仕方やその他のことも有用なアドバイスをもらえるでしょう。しっかり対策してどんどん次の級にチャレンジしてみましょう。英検をうまく利用できればいつしか英語が武器になっていることに気づくと思います。
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