もうすぐ中学生(小6:塾だより1-2月号)

こんにちは。今、小学6年生のみなさんはあと数カ月すると中学生になります。お兄さんやお姉さんがいる人は中学校がどういうところかおおよそ分かっているとは思いますが、初めて中学生になる人はいろいろと心配なことが多いと思います。今回は、中学生になって大きく変わることをいくつか書いてみたいと思います。

みなさんは中学生になってから3年後には、入試を迎(むか)えます。高校へ入るための試験です。高校の種類は大きく分けると公立高校と私立高校、また国立高校などがありますが、千葉進研に通っているほとんどの人は公立高校を目指していると思います。ここで大切なことが一つあります。中学生になると、1年に4回~5回、大きな(重要な)テストがあります。定期テストです。 (2週間前になるとテスト範囲(はんい)が発表されます。) このテストを元に、学期ごとに通知表がつけられます。 (必ずしも定期テストの結果だけではありませんが、このテストが通知表には大きく影響(えいきょう)してきます。) 通知表は5段階評価です。(1<2<3<4<5と数字が上がるにつれて評価が良くなります。) まずはこのテストで出来るだけ高得点をとって、順位を上げて、通知表の評価を上げておかなければなりません。そのためには自分で勉強することも大切ですが、千葉進研の各教室でも早くから対策授業などを設けています。 このテストはそれ程重要だということです。なぜかと申しますと、公立高校を受験する際には、通知表の成績が内申点として、入試での合格・不合格に関わってくるからです。私立高校の場合には、中3から頑張(がんば)っても遅(おそ)くはないのですが、公立高校を受験する場合には、中1~3までの全学年の通知表が使われますので、中学生の最初から手は抜(ぬ)けません。今から、高校へ入るための準備が始まっているといっていいでしょう。

もう一つ、中学生になって大きく変わることは部活動が始まることです。部活動はいろいろと楽しいことがたくさんあります。先輩(せんぱい)と仲良くなったり、体力を鍛(きた)えられたり、また一生の親友と巡(めぐ)り合えたりします。また、その人によっては部活をきっかけに将来の職業につながる人もいたりします。いろいろな意味でのきっかけになるのです。ただここで忘れてはいけないことがあります。部活動に熱中するあまりに勉強できなくなることは避(さ)けて下さい。部活動は思いっきりやってもいいです。ただ、それと同時に勉強の方も一生懸命(けんめい)にやって下さい。なぜなら、勉強には自分の将来がかかってくるからです。(少しおおげさかもしれませんが、それは本当のことです。)

以上、二つのことに絞って書いてみましたが、楽しいこともうれしいことも、つらいことも悲しいこともいろいろな場面があると思います。それは決して無駄(むだ)にはなりません。これからの皆さんを支え続けていくための力となっていくでしょう。ただ、繰(く)り返しますが、勉強を一生懸命に(真剣(しんけん)に)頑張ることだけは忘れないで下さい。各教室の教師一同もみなさんを応援(おうえん)し続けます。