受験生へ(塾だより1-2月号)

ここからの努力が合格へ通ずる

さあ、受験が近づいてきました。ここからの努力が合格へとつながります。残り少ない日々の中で合格という目標を達成するために、「何を」「どのように」勉強すべきかを考えていきましょう。まずは、これまでやった模試やその対策として塾で実施したテストの結果を見直しましょう。全教科をまんべんなくやる必要はあります。その一方で、特に、どの教科のどの単元を集中的に勉強すると効果があるかを考えましょう。そのヒントがテスト結果にあるはずです。

どんどん問題演習を

一例として、数学の入試問題を見てみましょう。関数では一次関数と二次関数が混じって、さらに図形が絡んでくるような問題が出題されています。中2で得た知識と中3で得た知識をさらに組み合わせる知識が必要なのです。それが入試問題を解く上で求められるレベルなのです。これを解くにはさまざまな入試問題にあたることが必要です。まずは、もうすでに始めていると思いますが、過去問をどんどんこなしていきましょう。傾向を知ることが大切です。同じ問題は出ませんが、同じような問題は出ます。私立高校入試などはその傾向が顕著です。私立高校第一希望の人にとっては過去問を解くことこそが一番の近道です。

過去問をたくさん解くことでわかってくることがいくつかあります。まずは、合格に必要な得点がとれているかどうか判断できることです。受験校決定の材料になります。次に、合格するための方策がつかめるということです。公立入試で国語の時間配分などは重要です。聞き取り検査から最後の作文までどのように50分間を使うかは、経験を重ねることで身につきます。数学で正答率が極端に低い問題にとらわれたりすると確実にとれる問題をとりこぼしたりすることもあります。そのようなことがないように練習することが大切です。

プレ入試を大切に

12月から公立入試の直前まで、千葉進研では「プレ入試」を実施します。全生徒が受け、その結果を集約して判定をしてお知らせします。積み重ねることで力がつき、合格可能性が高まります。最終的な受験校決定の材料としても活用できます。千葉進研が毎年高い合格率を達成しているのはこのプレ入試を実施し、重視してきたことが大きいです。このプレ入試で高得点をとることを身近な目標に置くとよいでしょう。

さまざまな教材を活用

普段の家庭学習は何をすればよいのか。過去問はもちろんのことそれ以外にやるものがあるはずです。みなさんは「新演習」や「マイクリア」を持っています。模試やプレ入試などの様々なテストの問題も保管してあるでしょう。冬期講習で実施する「冬期プリント」もなかなかよい教材です。それらを有効に使ってください。まちがった問題をやり直す専用のノートをつくるというのも効果があります。これだと塾の先生に質問もしやすくなります。もし、それ以上に必要なものがあれば、塾の先生に相談してみましょう。すぐに応えてくれますよ

体調管理をしっかりと

コロナで散々悩まされたみなさんは対策もきちんとできているはずです。寒さがつのるこれからの時期は風邪やインフルエンザにも注意してください。特に睡眠には気をつけてください。

この一年を振り返ってみてください。みなさんは千葉進研でとてもがんばりました。ですから、まちがいなく合格します。これから直前まで自信を持って過ごしてください。

受験が終わったら楽しい日々がきますよ。