新学年になって(小学生:塾だより3-4月号)

すぐに挑戦してほしいことがあります

1.成績(せいせき)が良(よ)くなる心がまえに挑戦する

進級おめでとうございます。新学年であなたに挑戦してほしいことがあります。

それは、「小テストで合格点を毎回とるぞ!」と宣言(せんげん)することです。

毎回、小テスト合格だって!? いったいどうやれば実現(じつげん)できるの。そんなに、むずかしく考えることはないんです。先ぱいたちが行ってきた次の2つのコトをやり続(つづ)けるだけ!

(1)一つめは、授業(じゅぎょう)を大切にする

今回の授業のポイントは何なのか。どこが重要(じゅうよう)なのか。「毎回その授業時間内につかんで帰るぞ!」と(心の中でくり返し)何度も宣言(せんげん)して、実行(じっこう)します。

(2)次は、宿題をていねいにやる。宿題のまちがえ直しを毎回やる。

『まちがえ直しする』といって、答を写しておしまいにしてはいませんか。たとえば、計算問題でも、とちゅうの計算をただしくおこない、答えが合うまでねばってやり直します。きちんと読みかえします。それでも、できない問題があったらどうすればよいでしょうか。

【とき方がよくわからない問題が出てきたら】

問題集やノートにチェックを入れておきます。そして授業前に早く行って、先生に教えてもらいましょう。

<宿題のポイント>

やる曜日を決める(早めにすませることが肝心(かんじん)だ!)

・まちがえ直しを毎回やる

・わからない問題は、質問(しつもん)して解決(かいけつ)する

2.4月模試(もし)の準備(じゅんび)を始めよう

4月第3週に第1回模擬(もぎ)試験(しけん)を行います。試験科目は、国語と算数の2科目、試験範囲(はんい)は、前学年までに学習した全範囲ですが、くわしくは教室で配られた範囲表で確認(かくにん)してください。

(1)タイマーを使って時間を区切って練習してみる
模擬試験の実施(じっし)時間は、各科目40分です。それに合わせて『時間を区切って問題を解(と)く』練習をやってみます。計算問題ならば1ページ5~10分などと、細かく時間を区切って挑戦してみてください。また、暗記は5分で覚(おぼ)えて、すぐに確認してみるといった練習をしてみるといいでしょう。キッチンタイマーを使って実行している先輩たちが多いようです。

(2)集中できる環境(かんきょう)をつくる
テレビ、まんが、ゲームなどが手に届(とど)く所では勉強に集中できないことも多いと思います。その場合、勉強だけに集中できるような環境をつくってみてください。必要(ひつよう)な道具以外は、勉強する場所から目に入らないように、片づけておくとよいでしょう。

(3)先生に質問して教えてもらう

模擬試験の準備でも、算数などやり方が分からない問題は、問題集やノートにチェックしておいて、授業前に早く塾に行って、先生に教えてもらいましょう。

<模擬試験のポイント>

新演習など試験範囲の問題をくりかえし解く

まちがい直しをしっかりやる

わからない問題は、質問して解決する。