まちがい直しのすすめ(小学生:塾だより5-6月号) 2023年6月20日 最終更新日時 : 2023年6月20日 user_name みなさん、宿題のまちがい直しをちゃんとしているでしょうか。宿題は問題を解(と)いて終わりではありません。丸つけをして終わりではありません。ちゃんとまちがい直しまでやって、どこをどうまちがえたか確認(かくにん)しましょう。それでもわからないこともあるでしょう。そんな時は、必ず塾(じゅく)の先生に質問(しつもん)しましょう。塾の先生は、いつでもみなさんからの質問を待っていますし、わかりやすく答えてくれるでしょう。模擬試験(もぎしけん)(模試(もし))でも、答案(とうあん)が返ってきたら、どこができなかったのかチェックをして、まちがい直しをしてみましょう。まちがえた問題は、テキストや問題用紙に印(しるし)をつけておくとよいです。しばらく時間をあけて、以前(いぜん)できなかった問題をもう一度解いてみると、さらに効果(こうか)があります。 きちんと“直し”を続けていたら、次に同じような問題がでてきた時に、解けるようになっています。できなかった問題ができるようになるのは、学習の大きな喜(よろこ)びです。それを成長(せいちょう)と呼ぶのかもしれません。 前にやったテキスト(ノート)や模擬試験には、自分ができなかった問題が、わかりやすく目に見える形であります。新しいテキストを買わなくたって、みなさんを成長させてくれる“宝物(たからもの)”は、すぐそばにあるのです。もし、そんな“宝物”を部屋の片(かた)すみに捨てるように置(お)いてあったらとしたら、もったいないと思います。 みなさん、“直し”をしっかりやって、過去の自分をこえてみませんか。 (大河平先生)