世の中のニュースに目を向けよう(小学生:塾だより7-8月号) 2023年9月18日 最終更新日時 : 2023年9月21日 user_name みなさんは家でお父さんやお母さんに「マンガやアニメばかり見てないで、少しは新聞やニュースでも見なさい」なんて言われることはありませんか?そんな時みなさんは、「まだ子どもなのにニュースなんか見てもよくわからないしつまらない」なんて思いませんか?でも子どものうちから世の中のニュースに目を向けることは、実はとても大事なことなのです。 テレビでもおなじみのジャーナリストである池上 彰(いけがみあきら)さんが、このように話しています。『学校で基本的(きほんてき)な勉強をしておくことで、ニュースが理解(りかい)できるようになる。ニュースが理解できれば、これから自分がどう生きていくか、それを判断(はんだん)することも可能(かのう)になる。』 まだ子どもであるみなさんにとっていちばん大切なことは、『これからどう成長(せいちょう)して、どういう大人になって、自分の人生をどう生きていくか』ということです。まず学校で勉強し、そして世の中のニュースを知ることで、自分の生き方を正しく選(えら)んでいきましょう。 ニュースを理解するためのコツ さらに、ニュースを理解するためのコツを教えます。それは、ニュースを「覚(おぼ)える」のではなく、ニュースに対して「なぜ?」と考えることです。 ただ世の中の出来事を覚えようとしても、それはただの暗記になるだけでおもしろくありません。出来事にはそれが起きる理由があります。「なぜ?」と考え、それを調べたり、周(まわ)りの大人に聞いてみたりすることで、今まで知らなかった新しいものが見えてきます。それはみなさんにとって必(かなら)ず大きなプラスになります。 世の中はたくさんのニュースであふれています。たくさんの「なぜ?」から、みなさんの人生の選択肢(せんたくし)をどんどん広げていきましょう。 (関口先生)