世の中のニュースに目を向けよう(小学生:塾だより7-8月号)

 みなさんは家でお父さんやお母さんに「マンガやアニメばかり見てないで、少しは新聞やニュースでも見なさい」なんて言われることはありませんか?
そんな時みなさんは、「まだ子どもなのにニュースなんか見てもよくわからないしつまらない」なんて思いませんか?
でも子どものうちから世の中のニュースに目を向けることは、実はとても大事なことなのです。

 テレビでもおなじみのジャーナリストである池上 彰いけがみあきらさんが、このように話しています。
『学校で基本的きほんてきな勉強をしておくことで、ニュースが理解りかいできるようになる。ニュースが理解できれば、これから自分がどう生きていくか、それを判断はんだんすることも可能かのうになる。』

 

 まだ子どもであるみなさんにとっていちばん大切なことは、『これからどう成長せいちょうして、どういう大人になって、自分の人生をどう生きていくか』ということです。

まず学校で勉強し、そして世の中のニュースを知ることで、自分の生き方を正しくえらんでいきましょう。

ニュースを理解するためのコツ

 さらに、ニュースを理解するためのコツを教えます。
それは、ニュースを「おぼえる」のではなく、ニュースに対して「なぜ?」と考えることです。

 

 ただ世の中の出来事を覚えようとしても、それはただの暗記になるだけでおもしろくありません。


出来事にはそれが起きる理由があります。「なぜ?」と考え、それを調べたり、まわりの大人に聞いてみたりすることで、今まで知らなかった新しいものが見えてきます。それはみなさんにとってかならず大きなプラスになります。

 世の中はたくさんのニュースであふれています。
たくさんの「なぜ?」から、みなさんの人生の選択肢せんたくしをどんどん広げていきましょう。

 

 

(関口先生)