模試は実力を反映する(中学生:塾だより3-4月号)

新学年を迎えました。新たな気持ちでこの一年がんばっていきましょう。千葉進研では君たちを応援し続けます。まずは、4月の塾内模試に向けて勉強を始めましょう。

回数があるから成績の流れがわかる
中学校ではさまざまなテストが実施されます。まずは学校の定期テスト。年に4~5回行われますよね。このテストは決まった期間に勉強したことが理解できているかを見るものです。範囲は限定されています。そこを集中して勉強すれば、成績アップまちがいなし。学校のワークや塾で配られるプリントをきちんとやりましょう。また、学校で実力テストが行われることもあります。学年によりますが、年に1~3回ほどです。これでは自分の成績の流れがつかめません。そこで、千葉進研では塾内模試を行います。中1・中2は年に5回、中3は7回(+1月にもう1回)実施します。その結果を見続けることで自分の成績を冷静に判断することができます。

広い範囲だから実力があらわれる
模試は定期テストより広い範囲で出題されます。勉強するのが大変ですよね。しかし、これは、忘れている知識はないか、わかっていない単元はないかをみつけるためなのです。勉強は積み重ねです。中1の知識の上に中2の知識を重ね、さらにその上に中3の知識、受験の知識をのせていくのです。過去に習ったことを理解していないと、これからの勉強で苦労します。塾内模試の範囲が広いのも以前に習ったことがわかっているかをみるためです。模試の結果表は実力をはっきり示しています。

偏差値が出るから実力がわかる
多くの中学校では定期テストで順位が出ます。塾内模試でも全体順位、教室内順位が出ます。それに加えて、偏差値が出ます。得点だけではテストごとに平均点がことなるので、自分がどの位置にいるかよくわかりません。それをはっきりさせてくれるのが偏差値です。平均点をとれば偏差値が50、それよりよければ51、52と上がっていきます。教科ごとの偏差値を見れば、苦手な教科が発見できます。3教科、あるいは5教科の偏差値を見れば、全体の中での位置や志望校合格の可能性がわかります。また、何度か塾内模試を受ければ、成績の流れが見えてきます。自分の成績を客観的に知ることができるわけです。

塾内模試の学習をするから実力がアップする
君たちの実力をみるための塾内模試。そのためにはそれに向けた勉強が必要です。まずは、前学年の範囲の勉強をしましょう。どこをやったらいいか。それは、前に受けた模試に書いてあります。苦手な教科、分野、単元などがわかるはずです。そこを中心にやってみましょう。今まで使ったテキストなどをやり直すことがよいでしょう。開講式でもらった教材の最初に前学年の復習がのっていますから、それをやるのもよいでしょう。塾からプリントをもらうのもよいでしょう。テストの前にはしっかり勉強すること、そして、よい成績を出すことが大切です。

真の実力が高校入試につながる
模試の結果から、これからの勉強をどうしたらよいかというのがわかってきます。ですから、結果表を隅々までよく見てください。正答率なども含めた細かい情報が載っています。それは真の実力を表しています。それを参考に勉強のやり方を考えてください。それを積み重ねることで自分の勉強方法が身についていくはずです。テストは、復習をするよいきっかけとなります。学校の定期テストだけではなく、塾内模試もがんばってよくしていきましょう。それが、真の実力となります。模試の結果には、君たちの努力がはっきりあらわれます。そして、高校入試にもつながります。入試は、全学年の全範囲から出題される総合問題なのですから。