夏期講習に向けて(小学生:塾だより7-8月号)

もうすぐ夏休みが始まります。昨年(さくねん)は新型コロナウィルスのえいきょうによる休校のため、短い夏休みでしたが、今年は、多少の制限(せいげん)はあるかもしれませんが、期間としては例年(れいねん)通りの夏休みがもどってきました。この期間を利用(りよう)して、いろいろなことに挑戦(ちょうせん)して有意義(ゆういぎ)な夏休みにしましょう。


塾(じゅく)では夏休みを利用して夏期講習が行われます。小学生の授業(じゅぎょう)日や教科、また授業の時間帯(たい)は各教室によってちがいます。みなさんが通う教室の予定表で確認をしてください。


夏期講習は、いつのも授業とはちがい、決められた期間で毎日授業があります。もちろん、教科ごとの宿題も出されます。いつもなら、1週間後の授業までにやっていた宿題が、翌日(よくじつ)までにやらなければいけません。いつもより大変かもしれません。しかし、みなさんは、夏休み前は小学校で授業を受け、さらに塾に来て授業を受けて、宿題もやるという生活をしています。それと比べれば、1日の勉強時間は短いはずです。ですから、千葉進研に通うみなさんなら、そんなに大変なことではないと思います。そして、この夏期講習を有意義なものにするために何か1つ学習にかかわる目標(もくひょう)をつくりましょう。たとえば、「国語の小テストは全部満点(まんてん)をとる」とか、「全教科の小テストで合格(ごうかく)をする」とか、「わからないことがあれば必(かなら)ず質問(しつもん)をする」など、どんなことでもかまいません。目標をきめたら、それを達成(たっせい)できるように目標を毎日意識(いしき)して努力(どりょく)しましょう。


 また、塾の夏期講習期間以外の時期にもこれまでの学習の中で苦手と感じていること、例えば、算数の文章問題が苦手とか、漢字が苦手とか、読書がきらいとかなど何かあると思います。その中から、何か1つテーマを決めて毎日30分ずつ時間を決めて挑戦してみましょう。短い時間でも続けることができれば自信になります。苦手と感じなくなるかもしれません。「やればできる!」がんばってみましょう。
最後(さいご)に、夏の暑さに負けないように、体調管理(かんり)には十分に気をつけて、よい夏休みにしましょう。