勉強のしかたの基本 (小学生:塾だより3-4月号)

勉強のしかたの基本きほん

勉強する上で一番大切なことは、学校でもじゅくでも「授業じゅぎょうに集中してがんばること」です。授業では新しいことを学習します。そのときに先生の話を聞いていなかったりおしゃべりしたりしていたら、新しい知識ちしきが入ってきません。もしもそれを家で一から自分でやろうとしたとしたら、学校や塾で授業を受ける場合の何倍もの時間と労力ろうりょく必要ひつようになってしまいます。効率こうりつが悪いですよね。ですから、まずは授業を大事にすることです。

次に、宿題のやり方も大切です。一番やらないでほしいことは、宿題を、提出ていしゅつ日の前日や当日までためこんで、直前に全部やろうとすることです。このようなやり方をすると、授業に間に合わせるために、どうしても雑なやりかたになってしまいます、それでは身につかないので、せっかくのチャンスをむだにしてしまいます。 漢字練習の宿題は、数日間に分けてすることをおすすめします。そうして、自分でテストをしてみて、おぼえたかどうかを確認かくにんしながら書いていくとよいですよ。 算数の宿題は、いたら丸つけをして、まちがえた問題はかならず解き直してください。正解せいかいするまでこれをくり返します。納得なっとくしてから次の授業に臨みましょう。宿題を解いていて分からなければ、次回、塾に早く行って先生に質問しつもんしましょう。お家の人にやり方を教えてもらってもいいです。

このようにしていけば必ず力がついていきます。そうして、だんだんと学校のテストの点数が上がっていくはずです。将来しょうらいの自分のためにがんばりましょう。

(吉田先生)