新中1生の皆さんへ いよいよ中学生 (中学生:塾だより3-4月号)

いよいよ中学生。制服は着てみましたか。ちょっと大人になった気がしませんか。なんかワクワクしますね。

中学校ってどんなところ?

小学校とちがうところはよく言われていますね。制服を着る、服装や髪形のチェックがある、教科によって先生がちがう。いろいろあります。

友だちが増える

複数の小学校から集まって学年を作る中学校がけっこうあります。クラス数も増えますから、顔や名前も知らない人がいっぱいいます。ましてや感染症のせいでマスクをしているので素顔がわからない人もいます。1年間一緒に過ごすことで、今まで以上に多くの人たちと触れ合うことができます。また、部活動で好きなことを中3まで続ける中で同じ目標を持つ仲間ができます。学級活動・部活動・学校行事などは、小学校のときより生徒たちが自分で決めて動く場面が多くなります。さまざまな活動を仲間と協力して行うことになります。「絆」が深まります。中学校で知り合った仲間はその後も長く付き合うことが多くあります。一生の友が見つかりますよ。

先輩を意識する

部活動がさかんに行われます。中3の夏までの2年半あまりの期間、良い結果を出すことを目指して放課後を中心に活動します。現在は顧問の先生や生徒の負担を減らす動きが出てきていますが、大会やコンクール前になると土・日も練習や試合にあてたりします。中には朝練を行う部活もあります。ここでは当然先輩がいます。中1ですと、中2・中3の先輩と一緒に日頃から活動をともにすることになります。中1からみると中3の先輩はとても大人っぽく見えます。ちょっとこわい人もいるかもしれません。2年しか違わないのに。

しかし、そんな先輩たちの行動を見ていくと、とても役に立ちます。技術やものの見方などがちがうことがわかります。2年の経験の差はとても大きいです。それを見習いながら活動していきましょう。自分たちが知らないこともたくさん教えてくれます。それは、部活動だけではなく,日常生活や勉強に関することもふくまれます。いろいろな情報を与えてくれる貴重な人たちです。

また、先輩に接することであいさつやことばの使い方にも気をつかうようになります。これも大切なことです。

勉強も頑張る

新しい教科書になってから教わる内容がとても多くなっています。英語では出てくる単語の数が一気に増えています。理解し、おぼえることが増え、ちょっと大変かも。

年に4~5回の定期テストがあります。中間テスト・期末テストと言われるものです。学習した範囲のテストを学校内でいっせいに行います。順位も出ます。これが通知表につながります。1から5までの5段階で表されます。

勉強は積み重ねです。小学校の内容がわかっているものとして中学校では指導されます。中1の内容がわかっているものとして中2の授業が進められます。ですから、必ず復習が必要になります。普段からの勉強はとても大切です。毎日決まった時間に机に向かう習慣をつけましょう。加えて、定期テスト前の勉強もとても大切です。テストがあることによって集中した復習を行うよい機会が得られます。これによって、学習した範囲をより理解することになります。塾では、テスト前に対策を行います。多くの問題を解いたり解説したりします。勉強の面では,君たちを支えていきます。

 一生の中での3年間。そう考えるととても短いように思われる中学校生活。しかし,とても貴重な3年間になるでしょう。いろいろ悩むこともあります。うまくいかないこともあります。でも、それらを体験することで人は成長します。仲間もいます。学校や塾の先生もいます。もちろん、家族も。君たちを応援する人たちが周りにたくさんいます。とても心強いですよね。だから,ぜひ3年間を楽しんでください。そして,さまざまことにチャレンジするように頑張ってください。

(石坂先生)