夢を見るから、人生は輝く(中学生3:塾だより9-10月号)

受験生のみなさんへ
夢を見るから、人生は輝く

 いきなりですが、「トルコ行進曲」という曲をみなさんご存知ですか。

音楽が全然ダメな私ですが聞いたことのある非常に有名な曲ですので、恐らくみなさんも一度は耳にしたことのある曲だと思います。このトルコ行進曲、有名なものではモーツァルトの「ピアノソナタ第11番」が挙げられますが、そのモーツァルトが残したものがタイトルの「夢を見るから、人生は輝く」という言葉です。

夢は、目標と言いかえてもいいでしょう

 受験生であるみなさんの夢=目標とは、第一志望の高校に合格することだと思います。長い夏期講習、しっかり頑張れた人は、この目標をしっかり意識して取り組めた人なのではないでしょうか。
 夏期講習中には学校説明会もあり、より受験というものが現実味を帯びてきて、やる気も出てきたと思います。そう、目標があるから人は頑張れるのです。

ですので、まだ目標校が決まっていない人は秋以降の学校説明会や10月の千葉進研主催の進学説明会に参加して、「ここで学びたい!」「ここで高校生活を過ごしたい!」と思える目標校を見つけましょう。

では、目標を達成するにはどうすればよいのでしょうか?

 まず、大きな目標=志望校合格が定まったら、次はその目標を達成するために必要なことを整理してみましょう。

ここで一番大切なものは、入試本番の得点=「合格点」です。入試では100点満点を取らなくても、教科書の内容を100%暗記しなくても「合格点」が取れるようになれば、目標を達成することができます。

「合格点」を意識して勉強することが一番の近道であり、やる気が継続することにつながるでしょう。目標校の「合格点」は担任の先生に相談すれば大体の得点を教えてくれます。

 

そして、「合格点」に届くためには、どう勉強に取り組めばよいかのアドバイスもたくさんもらえるので、どんどん先生とコミュニケーションをとって受験に立ち向かってほしいです。
大丈夫、みなさんならきっと受験を乗り越えて、合格をつかみとれます!

もう一度言います、みなさんなら大丈夫!できる!

 そんなことない、とちょっとでも思った人は、その考えをすぐに否定して下さい。「やればできる」「私は必ず目標を達成できる」と思うようにして下さい。こういった考え方をするように自分に言い聞かせて、自分自身に健全な「思い込み」をつくることを、心理学用語で「アファメーション」といいます。

ポジティブな言葉を使うことで、「普段はハードルが高いと感じることを、自然体でできる」ようになります。

「アファメーション」=「前向きな言葉を発すること」で、目標に向かってポジティブなイメージを強化して、自然体で努力することができるようになります。


 ですので、もし勉強をしていて不安になったら「私は2月を乗り越えて、春から○○高校に通っている」「私は2月には○○点取って、○○高校に合格している」と口に出して、目標を再確認し、やる気を回復させましょう。

自信が無くなったら、「私は、より勉強ができつつある」「私だから、できる。行動すれば、達成できる。」「私は最後に最善の結果をつくることができる」と口にしてみましょう。

何度でも言います、みなさんなら大丈夫!できる!

 前向きな言葉を声に出したら、お父さん、お母さんに、友達に、先生に「できる」「できつつある」と言ってもらいましょう。そうすることで、やる気はより強化されます。

そして、努力の証をしっかり残し、それを確認しながら頑張ってみましょう。例えば、夏期プリントだったり、授業ノートだったりが、あなたの頑張りを認める証拠になります。あなたは、ちゃんと頑張っています。だから、大丈夫!!


 それでも自分に自信が持てない人がいるかもしれません。そんな人は、「私は成長しつつある」と口に出して、計画をしっかり立てて努力しましょう。

言葉だけではダメです、行動をしなくてはなりません。同時に、行動だけでも人はくじけてしまいます。

自分自身と周囲の人(お父さん、お母さん、家族や友達、そして千葉進研の先生たち)と協力して、目標達成のために一緒に頑張っていきましょう。 

最後にもう一言。
あなたなら、できる。
自分を信じて、目標をつかみ取りましょう。
大丈夫、きっと夢はかなう!

(露﨑先生)